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近年、日本には外国から訪れる人達も増加の一途を辿っていて、様々な場面で英語を使用して話す機会がどんどん増えています。
街中のコンビニや飲食店はもちろんこと、ドラッグストアや薬局、病院などでもその傾向は日常的に見られるようになりつつあるのです。
薬局等の職場で働く薬剤師にとっても、これらは関係のない話ではありません。
実際に英語を話せる薬剤師はどの職場でも頼りにされることが多く、外国人のお客様や患者様の対応を任されることも多いです。
また転職を考える際にも英語力があることで選択の幅が大きく広がります。
今回は英語力を活かしたい、身に着けたいと考える薬剤師の方にとって参考となる働き方や英語力の身に着け方、また英語が話せることのメリットなどについて詳しく解説していきたいと思います。
そもそも薬剤師に英語は
必要な能力?
来日外国人の数は年々増加の一途を辿っており、ここ数年新型コロナウイルスの影響はあったものの、来日数は復活の兆しを見せています。
日本へ移住する外国人も増えている他、日本企業もグローバル化が進んで国内のみならず海外への赴任や外国人労働者等、英語が必要とされる場面も多くなりました。
特に日本のOTC医薬品(Over The Counter)については非常に人気で、来訪する外国人の多い地域のドラッグストアなどでは、外国人対応の強化を行っているところもよく見受けられます。
上記のような外国人との接点が多い地域に住まわれている方は、特に普段の生活等でも英語力が必要・欲しいと考えることが多いのではないでしょうか。
また、現在は必要ないと思っていても、将来的に海外への赴任や移住を計画していたり、他の人にはない強みを持つ人材になりたいと考えていたりする方にとっては、英語力は必要性を感じるものだと言えるでしょう。
実際に薬局と病院で薬剤師として働く240名に対して行われた、北海道大学薬学部のアンケートでは、両方の職場で働く薬剤師が英語の必要性を感じたとの調査結果が出ています。
下記はその内容を簡潔にまとめた表になります。
勤務地 | 英語力に必要性を感じた場面 |
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病院 | プレゼンテーション時・講演の聴講・専門誌/論文の読解時 |
薬局 | 顧客/患者様の対応時 |
上記の内容から実際に働く薬剤師が英語力の必要性を感じていることが分かります。
参照:北海道科学大学薬学部/薬剤師の英語使用の実態と必要性の認識および学部時代の教育への評価に関する調査研究
薬剤師が英語を学ぶメリットは
3つ!
薬剤師が英語を学び、身に着けることによって得られるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。英語が話せること自体にメリットはいくつもあるように思えますが、こちらの見出しでは薬剤師として英語のスキルを持っていることで得られる代表的なメリットを3つに絞って、それぞれ解説して行きたいと思います。
外国人のお客様の接客がスムーズに行える
ドラッグストアや病院に訪れた外国人の方が英語しか話せない場合、薬剤師は当然のことながら英語で対応する必要があります。
簡単な日常会話であれば携帯のアプリや翻訳機能を使用してコミュニケーションを取ることは可能ですが、服薬指導や薬の副作用の説明などの複雑な説明はアプリや翻訳機能では非常に難しいです。
また、自分の症状や体調などの状態を説明されても、英語のリスニング力が無ければ正しく聞き取り、解釈できません。
薬を処方・販売する立場にある薬剤師にとって、お客様・患者様の状態を把握できないのはとても危険です。
上記のような背景がある中で、英語力が身について外国人の方と円滑なコミュニケーションが取れることは、大きなメリットと言えます。
医療用語を使用した適切な説明や使い方を指導できる他、相手の状態をしっかりとヒアリングできるので、症状や体質に適した薬を販売・処方できます。
病院やドラッグストアに訪れた外国人の方にとっても、体調が悪い時に自分の言葉の通じるスタッフがいるというのは心強いものです。
薬の購入の際もそれが安心と信頼に繋がり、顧客満足度も大きく上昇させることができます。
英語の新薬の情報を早く収集できる
英語でコミュニケーションを取れること以外にも、英語を正しく読み解いて理解する能力は薬剤師にとって重要なものになります。
薬剤師として働いていると、英語で表記された医学文献や雑誌、WEBサイトを閲覧する機会が多くなる傾向があるからです。
日本でまだ承認の下りていない薬や医薬品についての情報は、基本的に医学雑誌やWEBサイトでは英文で発表される場合が多く、日本語訳された情報は数週間〜数ヶ月遅れることも珍しくありません。
近年では翻訳サイトやソフトの精度も上がってきましたが、原文の雰囲気や意図をしっかりと読み取るためには英語力が必要不可欠です。
MRや研究職、臨床開発などでも最新の情報を収集するために英語力は必要だと考えられています。
このように海外発信の新薬や日本で未承認の医薬品の情報をいち早く入手できることは、薬剤師にとって大きなメリットと言えるでしょう。
年収アップや転職に繋がる
薬剤師が英語を話し理解できることは、現在の職場での年収アップに繋がったり、転職を考えた時に選択肢の幅が広がったりするメリットがあります。
前述したように英語での患者様・お客様対応が可能である場合、英語で対応する必要のある仕事は自然と全て自分に回ってくる形になるのです。
これは他のスタッフにはない付加価値であり、給料面で評価されやすい項目であると言えます。
もし給料に反映されていない場合は自分から交渉することも十分に可能な能力です。
なぜなら他に英語の対応ができる薬剤師やスタッフがいない場合、スムーズに仕事を回せなくなる可能性が高いからです。
ドラッグストアや病院にとって患者様、お客様の対応がスムーズにできなくなるのは死活問題と言えるため、英語を身に着けていることは年収アップに繋げられる大きな要素であると言えます。
また転職を考える際も英語力があることで職場の選択肢が広がります。
そもそも英語力のある薬剤師自体が全体でも少なく、転職市場で見ても貴重な人材です。
病院やドラッグストアでの対応にあたる薬剤師としてはもちろん、臨床開発や研究職などの海外文献を読む機会の多い仕事でも多くの需要があります。
上記のような理由から英語が身についていることは転職時の選択幅を広げたり、年収アップに繋げられたりするメリットがあると言えるでしょう。
薬剤師が英語力を活かして働ける
仕事・転職先10選!
勉強して英語力を身に着けたとしても、英語を活かせる職場で働くことができなければ仕事でその恩恵を受けることはできません。
薬剤師が英語力を身に着け、その能力を十分に発揮できる職場にはどのようなものがあるのでしょうか。
英語力を活かせる職場は多くあり、薬剤師としての仕事だけでなく様々な選択肢があります。
この見出しではそんな英語力を生かして働ける職場についてそれぞれご紹介していきたいと思います。
空港内の薬局
一日の利用者が多い規模の大きな空港では、空港内にドラッグストアや薬局が設置されています。
来店客数も多く24時間営業の店舗も存在しているほど、顧客需要のある職場です。
日本人客はもちろんのこと、国際線を利用した外国人の方などの来店も多く、日常的に英語を使用する機会があります。
特に飛行機の利用者には酔い止めや風邪薬、睡眠薬などを買い求める人が多く、そうした医薬品の相談なども頻繁にあるようです。ほぼ毎日のように外国人が訪れるため、日常会話が出来る以上の英語力は必須となっていますが、その分英語が話せることによる手当などを支給している企業も少なくありません。
ただし空港内のドラッグストア・薬局の求人は少しレアなものとなっており、人気もある求人なので、募集人数や期間が限定的なことが多いです。
転職先として選ぶ場合は、こまめに転職情報をチェックする習慣を付けるか、転職サイトを利用してサポートしてもらう方が良いでしょう。
都心や観光地の薬局
東京・大阪・京都・北海道などを含む都市部や観光地では外国人が訪れることも多く、ドラッグストアや薬局で英語を使う場面が多くなります。
前述したように日本のOTC医薬品は海外で人気が高く、観光ついでに日本のOTC医薬品を買い求める外国人観光客も少なくありません。そのため症状に合った薬や副作用についてなどの相談を受ける機会も頻繁で、英語力の有無がスムーズな対応ができるかどうかに繋がります。
また外国人の方の中には急病で病院を受診される方もおり、その際の処方箋を調剤薬局に持ち込んで相談されるケースもあります。
その際にしっかりとした対応ができれば外国人の方も安心して利用できる他、口コミで英語対応が可能な担当者がいると広まれば、集客部分でもメリットが得られるのです。
上記の理由から都市部のドラッグストアや薬局は英語力を十分に発揮できる職場と言えるでしょう。
総合病院の門前薬局
総合病院の門前薬局には日本在住の外国人が立ち寄ることも多いです。
日本に住んでいる外国人の数は毎年増えていて、その人口が増えるにつれて通院される方の割合も自然と多くなります。
日本語に慣れておらず英語のみでしかコミュニケーションが取れない方も少なくないので、こうしたお客様の対応に英語力が必要です。
総合病院から処方される薬には専門性の高いものも多く、副作用の説明や服薬指導が必要であるため、専門的な話を交えて説明ができる英語力は必須と言えます。
また英語を十分に理解し、説明してくれる担当者がいることで、外国人の方も安心して門前薬局を利用できるようになります。
外資系の製薬会社
社内での公用語が英語の場合もあるという外資系製薬会社は、自身の英語力を十分に発揮できる職場と言えます。
外資系の製薬会社は新薬のシェア拡大を図るために海外での承認申請を進めることが多く、医薬品の担当者として薬剤師の経験を持つ人材を募集していることが多いです。
特にドラッグインフォメーション(DI職)と呼ばれる職種では、MRや医師から薬の質問などを受けた際に説明を行いますが、その根拠となる内容は英語で記述されている論文や海外文献を参考にする必要があります。
そのため英語の論文、海外文献を正しく読み解いて説明できる英語力が必要とされるのです。
また、薬剤師としてではなく外資系製薬会社のMRとして転職を考える際には、薬剤師経験と英語力は大きなアドバンテージとなります。
PV(ファーマコビジランス)
PV(ファーマコンビジランス)とは日本語で医薬品安全性監視と訳される職種で、主に製薬会社で活躍することの多い仕事です。
PVの仕事の定義は「医薬品の有害な作用または医薬品に関連する諸問題の検出、評価、理解及び予防に関する科学と活動」とされており、WHO(世界保健機構)で定められています。
開発段階の医薬品の情報収集と記録、その内容の評価を行うことが主な仕事です。
医薬品の副作用を含む健康リスクを抑えたり、適切な使用方法を推進したりすることで医薬品の価値をより底上げする役割があります。
情報収集のために海外の論文や科学誌を参考にすることも多く、英語を理解できる人でないとスムーズに仕事を行うことができません。また外資系や海外進出している企業である場合は、日常的に英語を使って連携を取る必要があるため、英語力は必須の職場と言えます。
CRO(受託臨床試験機構)
CRO(受託臨床試験機構)は、医薬品開発の重要な一環として医薬品メーカーや製薬会社から委託された臨床試験を実施する機関です。
臨床試験は新しい治療法や薬剤の有効性と安全性を確認するために行われます。
製薬会社や医薬品メーカーは自社のみで新薬を開発するにはリソースが足りないため、CROを活用することがほとんどです。
また、CROの求人職種には以下のとおり様々なものがあります。
- QC(品質管理)
- DM(データマネジメント)
- CRA(臨床開発モニター)
上記の中でもCRAの人材は需要が高く、特に薬剤師が優遇されています。
医薬品の臨床試験にはGCP(Good Clinical Practice)と呼ばれる実地基準があり、このGCPには
- 治験から得られたデータが正確で信頼できるものであること
- 治験に参加する被験者の権利および安全性が守られること
という大きな二つの目的・決まりがあります。
CRA(臨床開発モニター)の仕事はこの二つが実地する臨床試験においてしっかりと守られているかを確認することが主な仕事です。
近年では外資系の製薬会社からの依頼が多く、調査報告の提出先がアメリカなどの外国になるため英語力が必要とされることも多いです。
MSL(メディカル・サイエンス・リエゾン)
MSL(メディカル・サイエンス・リエゾン)は医薬品メーカーやバイオテクノロジー企業などにおいて、非営業職の一つとして医療関係者との情報交換や医薬品の科学的な知識の提供を行う専門職です。
MSLが担う主な役割は、医療関係者とのコミュニケーションおよび最新の医学的な知識の提供になります。
製薬会社や医療従事者からは治療方針に関する意見や、新しい治療法、海外で承認された新薬の情報提供などを求められることがあり、それに対して必要な情報を提供することで、製品の価値や治療の質の向上を図ることが可能です。
海外の医療関係者とのコミュニケーションや論文を読む機会も多く、専門知識をしっかりと理解できるレベルの英語力を求められる職種であると言えます。
メディカルライター
医療や健康についてなどの知識を文章にして、大衆向け・専門家向けに情報発信する仕事がメディカルライターです。
大衆向けの場合はできる限り専門用語を使わずに分かりやすく、一方専門家向けの発信の際は情報の根拠や信憑性などの詳細をしっかりと伝える必要があります。
メディカルライターが情報を発信する際に参考にする文献や論文は英文である場合が多く、特に最新の情報については海外文献であることがほとんどです。
そのため専門情報を正しく理解できる英語力が求められる職種であると言えます。
また情報発信だけでなく、製薬会社では外部に送信する添付文書の作成、論文の要約・清書、臨床試験の報告書作成などもあり、仕事内容はクライアントや所属する企業によって異なる点も特徴です。
医療翻訳家
医療翻訳家は医療分野に特化した翻訳を行う専門家です。
医療分野は膨大な知識が必要であり、制作する文書には医療用語、疾患、治療法、薬剤名等、特有の用語が多く含まれているため、翻訳には幅広く高度な専門知識と語学力を必要とします。
クライアントによって翻訳するテーマが異なるため、一つの専門知識よりも幅広いメディカルに対応できる知識を持つことで様々な仕事に対応できると言えるでしょう。
医療翻訳家は医療機関での診察、手術、治療に関する文書だけでなく、医療機器や医薬品の取扱説明書、医療マニュアル、病歴、保険請求書、クリニックのウェブサイトやパンフレットなど医療に関連するあらゆる文書を扱います。
特に日本語から英語に翻訳を行う日英翻訳の仕事の需要が大きく、求人でもこの能力を重視している企業も多いです。
ただし求人数自体はそこまで多くなく、WEB上では募集を見受けにくい傾向にあります。
製薬会社や医療関連企業で直接雇用を行っていることが多いため、自分で探すよりも転職サイトなどのエージェントを利用する方が効率良く求人を探すことができるでしょう。
海外勤務
英語が公用語となっている国で働く場合は英語力が必須になることは言うまでもありません。
しかし薬剤師として海外で働く場合は日本で薬剤師の資格を持っていたとしても、新しく働く国で再度資格を取得する必要があります。
その場合は薬剤師のトランスファー制度を利用した試験に合格する他、その国の薬科大学へ入学して薬剤師としての資格を新たに取得するなどの方法があります。
時間や労力が必要であるため、英語力を活かすなら薬剤師免許を再取得せずに製薬企業の海外支店で勤務するのも一つの方法です。
海外勤務を視野に入れるなら自分が望む働き方をしっかりと考える必要があるでしょう。
薬剤師に求められる英語力は
職種・職場によって決まる
職種や職場によって薬剤師に求められる英語力は変わります。
高度な英語力が必要な職種もあれば、日常会話以上の英語力さえ出来れば十分なケースもあるため、一概に英語を身に着けるにあたって膨大な知識が必要になるとは限りません。
この見出しでは職場ごとに求められる英語のレベルについて解説していきたいと思います。
調剤薬局やドラッグストアは日常会話レベル以上
調剤薬局やドラッグストアでは勤務する場所によって求められる英語力が変わります。
都市部や観光地の場合、訪れる外国人の方も多いですが日常会話以上のレベルがあれば十分とされます。
服薬指導や副作用について質問された際に説明できるように医療英語の習得は必須です。
医学知識に詳しくない方が理解できるように、ある程度分かりやすい説明が必要になります。
また空港薬局のような外国人が常にお客様としていらっしゃる店舗の場合は、より高いコミュニケーション能力も必要とされるので注意しましょう。
製薬会社などの研究職はビジネス会話レベル以上
研究職では高度な英語力が必要とされ、そのレベルはビジネス会話以上のものを求められます。
社内資料や医学論文、研究レポートなどは英語で書かれていることが多く、その内容を適切に理解して仕事に繋げられる読解力が必要になるからです。
また日本で未承認の新薬や治療法に関する記事などは、海外論文や海外の医療情報誌から得ることがほとんどであるため、最新の情報を得るためにも必要になります。
もちろん書かれている内容も専門的な知識を深堀りしたものが多いため、正しく理解するために高度な医療英語の取得も必須です。
外資系の製薬会社等の場合、高い英語力を持っていた方が待遇や年収のアップを狙えるというメリットもあります。
TOEICやTOEFLなどの国際資格を取得することで自分の英語力の高さを証明できるので、製薬会社などの研究職を目指す際は資格取得も視野に入れると良いでしょう。
薬剤師が英語を勉強する
お勧めの方法
英語を身に着けて薬剤師の仕事に活かすために、今からでも勉強を始めようと考える方も多いと思います。
その際に大切なことは、自分がどのようなスキルやどれくらいのレベルの英語力を身に着けたいのか目標を定めることです。
また、自分が現在どの程度まで英語力が身についているのかを把握することも重要となります。
英語の勉強方法には様々な種類があり、目的に応じて勉強方法を選ぶことで効率よく英語を身に着けることが可能です。
この見出しでは薬剤師が英語を勉強する際にお勧めの方法について解説していきたいと思います。
まずは接客用語・医療用語を英語で暗記する
英語を活用するドラッグストアや薬局での勤務を考えているなら、まずは接客用語を覚えてお客様とコミュニケーションが取れるようになる必要があります。
WEB上では「薬局 英会話」などのキーワードを検索すると多くの英会話教材が見つけられますので、その中から接客に特化した英会話学校の受講や英会話教材を選んで購入すると良いでしょう。
また、医薬品卸のサイト等ではドラッグストアや薬局での使用を目的とした英会話フレーズ集なども販売されています。
接客用語をしっかりと覚えられたら次に医療用語も覚えることが大切です。
お客様への説明の際に医療用語を覚えているかそうでないかで、大きく説明の質に差が出ます。
医療用語は種類も多く、覚えるのには苦労しますが、薬剤師として仕事をしていく上で必ず役に立つ知識ですので暗記する努力は必須と言えます。
英会話スクールに通う
英会話スクールで学ぶことは、日常会話や接客の際のコミュニケーションを図る際に必要な英語力を培うのに適した方法です。
学び方にはグループやマンツーマンなどの種類があり、英会話スクールやその受講するコースの内容によって異なります。
英会話スクールは駅前や住宅街など様々な場所にありますので、受講時間や場所の選択肢がある程度多いのも特徴です。
自分の力だけで学ぶのとは違い、日常会話を楽しみながら気軽に英語を身に着けられます。
グループで学ぶ対応のスクールやコースの場合、自分と同じ英語レベルの人達と一緒になることがほとんどですので、コミュニティを築くことで学習を継続しやすい特徴があります。
オンライン英会話を利用する
新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るった近年では、オンライン事業の普及が加速し、今ではグローバルスタンダードになりつつあります。
前述で紹介した英会話スクールもこの影響を受けており、店舗ではなくオンラインで受講できるサービスが以前よりも格段に増えました。英会話スクールを受講したくても通うのが体力的に辛い、近くに英会話スクールがない、足を運ぶ時間を確保できないなどの問題はオンライン英会話なら解決できます。
PCやスマートフォンがあれば受講できる上、自宅に居ながらでも十分な学習ができるため、利用者も多くなっています。
E-ラーニングなどの英会話教材を利用する
対面で英語力を身に着けるための学習は自分にとってハードルが高い、と感じる場合はeラーニングなどの英会話教材による学習がお勧めです。
eラーニングとはDVDやスマートフォン、パソコンといった情報技術を利用した動画の視聴や音声などによる学習の総称です。
作られた動画や音声を使用するので、決められた時間に受講する必要がなく、通勤時間やちょっとした空き時間などのスキマ時間で学習できる特徴があります。
英会話スクールなどのように講師が存在しないため学習内容が一貫されており、教育の質が講師に左右されない点がメリットとして挙げられることが多いです。
自主学習となるため継続するためにはある程度本人の学ぶ意思が必要となりますが、スキマ時間に学習できるという点から、他の勉強方法よりも長期的な継続がしやすいと考えられます。
英語が必要な医療系の職場に転職する
とにかく実践の中で英語力を身につけるなら、思い切って英語力が求められる医療系の職場に転職することも一つの手段と言えます。
もちろん全く英語が話せない状態だと書類選考や面接の時点で落選してしまう可能性が高いので、日常会話が問題なくできる程度の英語力は必要です。
ある程度の英語力が身についているなら、英語が必要とされる職場に転職することで日常的に英語に触れるため、自然と身についていく可能性が高くなります。
0からでは厳しいかもしれませんが、10ある英語力を20、30と拡大していける環境となるでしょう。
英語力を証明するために
有効な3つの資格
英語力の証明と聞くと日本では英検が有名ですが、海外では知名度が低く、英語力を図る指標として重視されていない傾向があります。
海外で自分の英語力を証明するために有効な資格は大きく分けて下記の3つです。
ただしTOEICに関しては英検と同じく、特に欧米では知名度の低い資格となっています。
そのため将来的に薬剤師として海外勤務を目標にしている場合は、TOEIC以外の資格取得を目指す方が良いと言えるでしょう。
TOEIC
米国のEducational Testing Service財団(ETS)と呼ばれる財団が管理するのがTOEIC(Test of English for International Communication)です。
世界標準の英語能力資格試験とされていますが、元々は日本からの要望によってETSが日本人向けに開発した試験となっています。1979年から開始されたTOEICの試験科目は長年の間リスニングとリーディングのみで、スピーキングとライティングの試験が導入されたのは2006年頃です。
企業でTOEICを評価する場合、リスニングとリーディングの項目の点数ばかりが評価対象とされるケースが多く、日本でTOEICを取得する際はスピーキングとライティングの対策を行わない人も多くなっています。
実際にTOEICの受験者の80%がリスニングとリーディングの項目のみを受験しており、スピーキングとライティングの受験者は全体の20%程度です。
そのためTOEICで高得点を取得していても「実際には話せない」という人が多いのが現状となっています。
海外勤務の場合はTOEICのスコアが評価されない国もある
もともとETSは英語が公用語である各国でTOEFLを普及させており、TOEICが広まったのは英語が公用語でない地域でした。
TOEICが英語力を証明する資格として普及している国は日本の他にアジア、ヨーロッパ、アフリカ、中東、南米といった英語が公用語でない地域となっています。
上記の地域であればTOEICのスコアが役立つことも多いですが、英語を母国語とする北米や英語圏では評価されないことも少なくありません。
これは英語圏でのTOEICの知名度の低さも関係していると言えます。
海外勤務を希望する場合、日常的な英会話が可能な程度のレベルは必要であるため、リスニングとリーディングがメインとなるTOEICのスコアは重要な項目ではないことが分かります。
TOEFL
ETSがTOEICの以前から英語圏で普及させている外国語としての英語テストがTOEFL(Test of English as a Foreign Language)です。
英語圏の教育機関などが英語を母国語としない入学希望者に向けて行う試験とされています。
TOEFLは1964年からスタートされた試験であり、50年以上の歴史と実績があります。
試験内容にはリスニング・リーディング・スピーキング・ライティングの4つの項目が含まれており、それぞれ30点の配置で満点が120点です。世界150ヶ国、そして1万以上もの研究機関や大学で活用されている資格であり、前述したように教育機関への編入試験などの指標として採用されています。
そのためTOEFLは海外でも評価を受けやすい資格であると言えるでしょう。
IELTS
オーストラリアの教育サービス企業IDP Education、英国文化協会(ブリティッシュカウンシル)、英国ケンブリッジ大学英語検定機構が共同で行う英語検定試験がIELTS(International English Language Testing System)です。
IELTSには2種類のフォーマットがあり、それぞれ取得する目的が異なります。
フォーマット | 目的 |
---|---|
ジェネラル・トレーニング・モジュール | 一般的な生活に関すること(移住など) |
アカデミック・モジュール | 海外留学/研究機関や医師などへの就業 |
薬剤師として海外勤務を希望する場合はアカデミック・モジュールを選択して試験に挑む形になるということです。
試験内容はTOEFLと同じくリスニング・リーディング・スピーキング・ライティングとなりますが、点数制ではなく英語の熟練度(バンドスコア)として最低1.0から0.5ずつ上がる形(最高9.0)で表記されます。
IELTSの特徴として挙げられるのはスピーキングのテストの際は面接形式となり、実践的な英語力があるかどうかを重視される点です。
また、日本では日本英語検定協会(英検を管理している協会)がIELTSの試験を実施しています。
英語力が活かせる職場に転職するには転職サイトの活用がお勧め
自分の力だけで英語力を活かせる職場を探す場合、ハローワークや求人サイトなどを利用する形になると思いますが、非公開求人や募集数の少ないものも多く効率的に探すのは難しいのが現状です。
そのため、転職先を探す場合は自分の力だけで探そうとするのではなく、転職サイトも利用することをお勧めいたします。
転職サイトで仕事を探す場合、様々なサポートを受けられたり、自分の希望に沿った職場・職種を効率的に探したりすることが可能です。
例えば、転職サイトにはキャリアコンサルタントと呼ばれる転職の専門家が在籍しており、自分が気になっている職場の内部事情などの情報を提供してくれます。
他にも面接の際の注意点の教示や、面接書類の添削などのサポートが受けられるのは大きなメリットと言えるでしょう。
また、自分の希望条件に合った職種や職場を効率よく見つけるために、事前の聞き取りからある程度紹介してもらう求人を絞り込むことができます。
条件に少し見合わない場合は、キャリアコンサルタントが採用企業に交渉してくれる場合もあるので、これを活用しない手はありません。
転職サイトを使って効率よく自分に合った転職先を見つけましょう。
まとめ
今回の記事では薬剤師が英語を身に着けるメリットや、英語が活かせる職場、英語力を身に着けるための方法などについて解説させて頂きました。
薬剤師が英語力を身に着けていることで得られるメリットは非常に多く、特に職種や転職の選択幅が広がる点については今後のキャリアアップにも繋がる要素ですので、重要であることが分かりました。
また、一括りに英語を活かすといっても、職種や職場によって求められるレベルや方向性が違うこともお分かり頂けたかと思います。
本記事で紹介した勉強の仕方などを参考に英語力を身に着け、自分の希望する職種・職場での就業を目指す力になれれば幸いです。
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総合評価 | 4.85/5.0 |
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代表取締役 | 清水 太一 |
設立 | 2016年11月1日 |
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