転職が不安だと感じる
7つの理由と対処法について
徹底解説!

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転職が不安だと感じる7つの理由と対処法について徹底解説!

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この記事の監修者

キャリアコンサルタント
平井 菜津子
【経歴】
大学卒業後、ウェディングプランナーとして営業職を経験し、24歳からITベンチャー企業の人事部にて採用・教育などの仕事に従事。採用は新卒・中途の営業職から事務職、クリエイティブ職など幅広い職種の母集団形成から面接実施、内定者フォロー、入社手続き等を行い、教育では研修コンテンツ企画、資料作成、講師育成までを実施。人材開発部立ち上げや、社内の人事評価、従業員満足度調査、社員のメンタルケアなども行っていた。それらの経験を経て、さらに専門性を高めるためにキャリアコンサルタントの資格を取得。
現在も今までの経験・知識を活かしつつ、二児の子育てと両立させながら、株式会社Method innovationのグループ会社である株式会社ドクターブリッジにて人事の仕事に従事している。

【資格】

キャリアコンサルタント
アロマテラピー検定1級
プラクティカルフォト検定1級
ファッションビジネス能力検定1級
ファッション販売能力検定1級

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現職に不満を持っている方に限らず、仕事を続けていると「別業界にチャレンジしたい」など、転職を考えることはあるかと思います。特に、仕事に対する意識が高く、成長したいと思っている方はキャリアアップを目的に一度は考えたことがあるでしょう。
しかし、スキルや経験はあっても不安な気持ちが募ってしまい、なかなか転職活動を進められない方も多いです。

転職に対して不安に思う気持ちを振り払い、転職活動を成功させるためにはどうすれば良いでしょうか。
本ページでは、転職が不安に思う主な理由、転職活動の段階別(転職前・転職中・転職後)の不安、それに対する解決策、転職で気を付けるべきポイントについて詳しく解説します。

不安になるのは当たり前!?
転職が不安になる7つの理由

転職を不安に思うのは、転職活動の進め方や失敗しないために踏まえるべきポイントについて把握していないことが主な原因として挙げられます。特に転職未経験の方は以下に示すような理由で不安を感じることが多いです。

【理由①】転職活動の進め方を分かっていないから

転職を一度でも経験した方は、転職活動の流れや面接の雰囲気を大枠把握しているため、転職活動の進め方には不安はあまり感じないでしょう。しかし、転職未経験の方では、まずどこから着手し始めれば良いか分からず、不安な気持ちが募ってしまうことが多いです。

どなたでも未経験のことに取り組むのは不安を感じます。最初に転職活動の大まかな流れや取り組むべきことについて把握し、イメージを掴みましょう。

【理由②】希望する転職先が見つからないかもと不安に思うから

「自分の希望する転職先がなかったら」「内定をもらえなかったらどうしよう」などと不安に思い、転職活動に踏み切れない方もいらっしゃいます。

しかし、いざ転職活動を始めてみれば、自分のスキルと適した企業が見つかったり、新たな選択肢が見つかったりすることもあります。また、相性の良い企業が見つからなかったら転職活動を一旦ストップことも可能なので、過剰に心配にならなくても大丈夫です。実際、内定をもらった後、「現職の方が性に合っている」と思い、今の職場で仕事を続ける方も多いです。まずは気軽に情報収集に取り組んでみて、相性の良さそうな企業が見つかってから本格的に考え始めるのも手です。

【理由③】転職活動が長引く可能性を考えてしまうから

「内定をもらえずに転職活動が進まなかったら」など、転職活動が長引いてしまうのではという不安から転職に踏み出せない方もいらっしゃいます。

仮に転職活動がなかなか上手くいかずに長引いたとしても、現職で働きながらであれば収入面での不安を感じることはないと思います。また、長引くことに対してストレスを感じる場合も、働きながらの転職活動の場合、一旦ストップして好きなタイミングで再開することも可能です。転職活動が長引くことに不安を感じている場合、現職を続けながら転職活動に取り組むことをおすすめします。

【理由④】転職を繰り返すことになるかもと不安に思うから

「転職先がイメージしていたものと違い、転職を繰り返すことにならないか」と不安に感じる方もいらっしゃいます。この理由は、転職未経験者でも感じますが、特に転職を経験しておりミスマッチで後悔している方に多いです。

この場合、事前にリサーチをしっかり行うことである程度は防ぐことが可能です。また、「転職回数が多いと悪い印象を持たれるのではないか」と不安に思う方もいらっしゃいますが、「短期間での離職」や「キャリアに一貫性がない」などの状態でなければ、採用で不利になることは少ないです。

実際、転職を重ねることでキャリアアップを叶えている方も多数いらっしゃるので、転職先で経験を積んで市場価値を上げていくことが重要です。

【理由⑤】周囲に反対される可能性を考えるから

「転職を周囲から反対されるのではないか」という不安から転職活動に踏み切れないケースもあります。反対を押し切る理由をしっかり説明できない、あるいは、年収が下がったり引っ越しが必要になったりなど家族にも影響が出る可能性がある場合、転職に踏み出せずに時間が過ぎていくこともあるでしょう。

この場合、改めて転職意思がどの程度あるのか自分自身で考え、それでも強い意志があるならば周囲の方にしっかりと説明しましょう。まずは相談ベースで話をもちかけ、反応を確かめてみることがコツです。

【理由⑥】年収が下がる可能性があるから

「転職により年収が下がってしまうのではないか」と不安に感じ、転職に踏み切れないケースもあります。特に、これまでのキャリアと異なる業界・職種への転職を検討されている方に多いです。

この場合、確かにスキル・経験不足から年収が一時的にでも下がる可能性はあります。しかし、転職先で実務経験を積むことで、将来的に年収を上げることもできます。興味のある会社の年収のモデルケースなどをチェックしてみるのもおすすめです。また、年収が一時的に下がったとしても、そこで得られる経験はいずれプラスに働くこともあります。ご自身のキャリアプランを達成するための必要期間として捉えるのも良いかと思います。

【理由⑦】前職で辛い経験があり、転職先でも同じ目にあったら怖いから

前職で辛い思いをした経験がある方は、転職先でも同じ思いをしないかと不安に感じることも多いです。

例えば、以下のような経験をされた方はその思いが強い傾向があります。

  • 厳しいノルマを設けられ、心身が疲弊している
  • 社内でいじめの対象になっていた
  • 上司からパワハラを受けていた
  • 長時間残業が常態化しているなど労働環境がひどかった

この場合、転職に対する不安を払拭するには企業分析を十分に行うことがポイントです。職場環境や仕事内容を入念に調べることで、不安な気持ちも少しは解消できると思います。

辛い経験をどうしても頭に残ってしまいますが、環境を変えることで前向きな気持ちで働けるようになることもあります。

転職前・転職中・内定後の不安

転職前の不安

内定後の不安

転職活動を始める前に不安を感じるのは、転職活動の進め方自体を把握していないことが原因として考えられます。

転職活動の進め方を把握していない

就職活動はどなたでも経験しますが、転職活動は一生涯の中で経験しない方もいます。そのため、就職活動のように先輩などから進め方やポイントについて聞く機会も就職活動に比べると少なくなります。また、転職活動は公に話しにくく、その点でも相談する機会は少ないです。

周囲の方から情報収集を行えないと、「転職に失敗するのではないか」と不安に感じるでしょう。特に、スキルや経験が不足していると感じる方は転職活動に踏み出すのを留まってしまうと思います。

この場合、まずはできる範囲で情報を収集することをおすすめします。現在はインターネットでも転職の進め方や経験談などについてまとめた記事があり、以前よりも情報収集の手段は多様化しています。ネットで調べていくうちに不安な気持ちも解消されていく可能性もあります。

現職と並行して転職活動を進める場合、時間を確保できるのか

転職活動は基本的に現職で働きつつ進めていきますが、この点も就職活動とは違います。
退職してから転職活動を進める方もいますが、収入面などの不安もあるので、多くの方は現職と並行して進めています。

「働きながらだと時間を確保できない」と転職を断念される方もいらっしゃるかもしれません。

転職活動にかかるお金を用意できるのか

転職活動には様々なコストがかかりますが、これが不安材料となっていることもあります。スーツなどの服飾費、パソコンなどの備品代、交通費などを計算してみると、今の貯蓄では難しいと断念する方もいらっしゃると思います。

転職活動に必要な期間は平均3ヶ月というデータも出ており、現職を退職してから転職活動に臨む場合、少なくとも3ヶ月以上の生活費を用意しておく必要があります。

転職活動に取り組んでいるのが職場でバレるのではないか

転職活動を現職に留まりながら進める場合、職場に何らかの理由で漏れて、関係性が悪化するのではないかと危惧される方もいます。
職場にバレる原因としては、面接用と思われるような服装をしている、同僚に話して思いがけないことから話が漏れてしまう、社用パソコンで情報収集をしているなどのケースが挙げられます。
このケースの対策としては、情報収集・面接の日程調整などは転職エージェントに依頼することがおすすめです。

自分の経験・スキルは不十分ではないのか

ご自身の経験・スキルに自信がないことから転職に不安を感じるケースです。
自己分析をしっかり行い、スキル・経験を整理してみましょう。整理できたら、転職サイトや転職エージェントなどから情報収集を行い、培ってきた経験・スキルがどのように評価されるのか、どのようにアピールすれば高く評価されるのか確認しましょう。

希望する企業には、ご自身のスキル・経験が不足していると分かれば、現職でもう少し働いて経験を積んだり、資格を取得したりするのも選択肢です。

転職中の不安

転職中の不安

転職活動を開始してからは、選考過程に対する不安を感じることが多いです。
しっかり準備を整えることで、こうした不安は解消できます。

1社も内定を獲得できないのではないか

書類選考で落ちたり、面接で上手くいかないことが続いたりすると、徐々に自信を失っていくケースが多いです。
しかし、履歴書の作成や面接での回答は経験すればするほど良くなっていくものです。自信を失わず、何が悪かったのか振り返り、次の機会に繋げましょう。

圧迫面接になるのではないか

「圧迫面接」と聞くと新卒採用をイメージする方も多いでしょうが、中途採用の面接現場でも行われることがあります。ストレスへの耐性を見極めることが目的でしょうが、面接官が強い口調だと緊張してしまうのも仕方ありません。経歴やスキルで指摘が入りそうな部分があれば、事前に答えをしっかり準備しておきましょう。

面接の日程調整でトラブルが発生するのではないか

応募した企業が土日休みの場合、中途採用の面接は平日の業務時間に実施することがほとんどです。企業の都合により急遽日程が調整されることもありますが、もし対応できなかったとしても断念する必要はありません。日程の調整やオンラインでの面接に切り替えてもらえないか相談してみましょう。
また、企業側がどうしても調整が難しい場合、半休や有休を取得することも考えてみましょう。

複数の会社の選考過程でどれにすれば良いか迷う

転職後の生活や仕事のやりがいなどから、どの会社に応募すべきか悩むこともあると思います。この解決策としては、企業選びに悩んだ時の判断基準として、ご自身のなかで「絶対に欠かせないポイント」を洗い出しておきましょう。

内定後の不安

内定の獲得後に抱える不安としては、現職を円満に退職できるのか、転職先の職場で問題なく働けるのかという点が挙げられます。

現職をスムーズに退職できるのか

希望する企業から内定を得られたとしても、現職の退職に難航していては本末転倒です。同業他社への転職となる場合、特に配慮が求められます。

社内で決められた退職手順に沿って手続きを進め、退職日は繁忙期を避けましょう。また、退職前にはお世話になった職場の方々にしっかり挨拶を済ませるようにしてください。

転職先の職場に上手く馴染めるのか

環境が変われば、少なからずギャップを感じます。ギャップは感じて当然と考え、転職先で新たな人間関係を構築し、仕事をしっかりこなしていきましょう。

ただ、できれば不安は少しでも払拭しておきたいと思うでしょう。そのためには、内定承諾前から内定先の企業の社員と話す機会を頂く、あるいは企業のコーポレートサイトや転職エージェントを通じて情報収集を行い、どのような方が働いているのか、職場はどのような雰囲気なのか、仕事はどのように進めているのかなどを把握しておきましょう。
この時点でご自身に適性があると感じれば、内定を承諾しても良いと思います。

転職先ではどのようなキャリア形成ができるのか

志望先の企業では、どのようなキャリアパスが描けるのかという点は非常に気になると思います。面接や内定者面談の際などに質問してみましょう。

足手まといにならないか

勤務経験が1社のみの方や、スキルや経験が不足しているのではないかと感じている方は、転職先の従業員の方がご自身より優れていると感じてしまうこともあるかもしれません。
ただ、内定をもらえたということは、経験やスキルが最低限あったと考えられます。過剰に心配する必要はなく、自信を持っても大丈夫です。

それでも不安が消えないという場合は、実際に働き始めるまでに少しでもスキルアップのための時間を作りましょう。

この内定先の企業は本当に自分の希望に合っているのか

内定獲得後、本当にこの内定先で良いのかと不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
この場合、どこに不安を感じているのか明確にしましょう。その上で不安に感じている点を解決するため、内定承諾前に情報を聞く機会を設けてもらいましょう。面談の場を実際に設けてもらうのも良いですし、転職エージェントを介して質問するという手段もあります。

また、転職の動機や目的を整理し、内定先の企業ではその希望を叶えられるのか、現職や他の応募先企業と比べてみましょう。これにより、自信を持って内定を承諾できるようになるはずです。
もしくは、家族など周囲の方や転職エージェントなどから意見を聞くのも手段の1つです。納得いく決断になるよう、しっかり吟味しましょう。

もっと良い条件で働ける会社があるのではないか

日本には何百万という会社がありますが、その中から1社を決める直前では「他にもっと良い会社があるのでは」と不安になることもあると思います。
「もっと良い条件で働ける会社があるのでは」と決断が鈍ることもあるかもしれませんが、この考えを続けていると終わりがないため、転職先を決める判断基準を予め考えておくことが大切です。

押しつぶされそう…20代・30代・
40代が転職の不安を解消する方法

「転職活動が上手くいかなかったら」といった不安は、転職活動を検討し始めてから内定を得るまで常につきまといます。
以下は、転職活動を失敗しないためのポイントとなります。不安を解消するために、これらをしっかり押さえて転職活動に臨みましょう。

転職の目的をはっきりさせた上で、希望条件に優先順位をつける

転職活動に取り組む際、転職の目的と希望条件をはっきりさせておきましょう。希望条件には、収入や待遇のみならず、仕事内容やプライベートとのバランス、企業文化、キャリアパスなどが含まれます。条件が明確になったら、優先順位を付けることが重要です。複数の企業を比較検討するうえで、参考になります。また、目的・希望条件を明確にしておくことで、内定獲得後に承諾するかどうかの判断もスムーズに行えます。

転職・退職の希望時期から逆算して計画を立てる

転職活動に必要な期間(準備~入社まで)は約3~6ヶ月と言われています。これを念頭に置き、転職・退職の希望時期から逆算して余裕をもってスケジュールを立てると、転職を進めやすくなります。

条件を完璧にすることに固執しない

上述したとおり、希望条件に優先順位をつけることが大切です。完璧を求めると、選択肢が狭まってしまいます。ある程度は条件に適合するか事前に分かりますが、実際に働いてみるまでは全貌は分かりません。
希望条件に一部合ってなかったとしても、満足できる部分が多い場合は一度応募してみることをおすすめします。複数社並行して選考を進めることは問題ないので、あまり不安になりすぎず興味のある会社には応募してみましょう。

応募先の分析をしっかり行う

就職・転職問わず、企業分析は不可欠です。書類選考や面接の通過率も上がり、入社後のミスマッチを防ぐこともできます。また、希望条件をもとにしっかり分析をすることで、応募先企業と自身の適正も把握でき、自己理解も進みます。

自分の経験・スキルを書き出す

キャリアの棚卸は転職活動にとって不可欠な作業です。自分の経験やスキルを書き出していくことで、自分でも把握していなかった長所や価値観に気づくこともできます。
また、キャリアプランを考える上でも重要で、達成するために不足していることなどもクリアになり、転職先の条件を考えやすくなります。

自信の考え・やり方に執着しない

転職先に順応するには、その職場のルールなどを理解してまずは従うことが大切です。同業界・同職種であったとしても、職場によって考え方・仕事の進め方には違いがあります。ご自身の考えややり方に執着せず、新たな考え方を吸収していきましょう。

周囲の方に相談する

転職活動が失敗する原因として、家族の反対が挙げられます。内定を獲得したことを家族に伝えた際、反対意見を畳みかけられ断念することになった例も多数あります。転職活動を本格的に始める前に、まずは相談ベースで話をもちかけ、反応を確認してみましょう。

家族に最初に相談しておくことで、転職活動中の不安も払拭できることもあります。

転職が未経験で不安という方も
転職サイト・転職エージェントを
活用することおすすめします

転職が未経験で不安という方も転職サイト・転職エージェントを活用することおすすめします転職活動に対して不安を感じるのは、転職活動の進め方や失敗しないためのポイントについて把握していないことが理由になることが多いです。転職活動全体の流れややるべきことを知ることが重要です。
自分1人では不安に思う場合、転職サイトや転職エージェントの活用を検討してみましょう。転職サイトや転職エージェントは、求職者の希望に応じた企業の紹介や業界の最新情報などを提供してくれます。また、転職エージェントでは自己分析のアドバイス、履歴書の添削、面接対策、日程調整など多岐にわたるサポートをしてもらえるため、特に転職未経験の方、新しい業界・職種への転職を希望する方にはおすすめです。
費用について気になる方もいらっしゃると思いますが、転職サイトや転職エージェントは、採用企業から成果報酬として手数料を受け取る仕組みなので、求職者側の費用負担はありません。相談の結果として転職を踏みとどまった場合も、何かペナルティが発生することもないため、積極的に活用した方が良いでしょう。
以下は、代表的な転職サイト・転職エージェントになります。

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設立 2016年11月1日
事業内容 集患支援事業
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