メンタルが弱いのは甘え?
仕事が続かない20代の特徴
や原因・対処法まで
徹底解説!

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メンタルが弱いのは甘え?仕事が続かない20代の特徴、原因・対処法まで徹底解説!向いている仕事や向いていない仕事、長続きする仕事を見つけるコツを紹介します!

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この記事の監修者

キャリアコンサルタント
平井 菜津子
【経歴】
大学卒業後、ウェディングプランナーとして営業職を経験し、24歳からITベンチャー企業の人事部にて採用・教育などの仕事に従事。採用は新卒・中途の営業職から事務職、クリエイティブ職など幅広い職種の母集団形成から面接実施、内定者フォロー、入社手続き等を行い、教育では研修コンテンツ企画、資料作成、講師育成までを実施。人材開発部立ち上げや、社内の人事評価、従業員満足度調査、社員のメンタルケアなども行っていた。それらの経験を経て、さらに専門性を高めるためにキャリアコンサルタントの資格を取得。
現在も今までの経験・知識を活かしつつ、二児の子育てと両立させながら、株式会社Method innovationのグループ会社である株式会社ドクターブリッジにて人事の仕事に従事している。

【資格】

キャリアコンサルタント
アロマテラピー検定1級
プラクティカルフォト検定1級
ファッションビジネス能力検定1級
ファッション販売能力検定1級

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メンタルが
弱い?甘えているから仕事が続かない?

仕事が続かないのはメンタルが弱いから?甘えているから?日常会話の中でも「メンタル」といった言葉が当たり前に使われるようになりました。一般にメンタルは、“精神的”と訳され、つまり「メンタルが強い・弱い」というのは、「精神的に強い・弱い」という意味を指すものと言えます。
短期間で転職を繰り返している人の中には、「メンタルが弱い」とご自身で思っていたり、また人から言われたりすることもあるかもしれません。転職は決して悪いことではなく、むしろキャリアアップのための大切な手段ですが、やはり「精神的にきついから辞める」ということを繰り返していると、不安になりますね。
このページでは、仕事が続かない人の特徴や原因、メンタルが弱いと感じる・指摘される場合の対処法、仕事が続かない人に検討していただきたい職種の例、自分に合った仕事の見つけ方などをご紹介します。

「メンタルが弱いこと」と
「甘え」は別

「メンタルが弱いこと」と「甘え」は別甘えとは、その人にとっての無理のない範囲の努力によって目的が達成できるにもかかわらず、その努力をしないことを指します。メンタルが強い人・仕事をバリバリする人から見ると、メンタルが弱い人・能力がまだ高くない人のすべての行いが「甘え」だと映ってしまうことがありますが、それは誤りです。そもそも「甘え」という言葉は主観的であり、誰かに指摘されたからといってあまり気にする必要はありません。
また、メンタルが弱い・能力がまだ高くないからといって、そのことのみで批判されることはあってはならないのではないでしょうか。
「自分ができることをしっかりやる」という姿勢があれば、時に失敗してしまうことがあっても、前向きに仕事と対峙することができるでしょう。

メンタル弱いから仕事が続かない20代・30代・40代の特徴

仕事が続かない20代・30代・40代の特徴メンタルを原因として仕事が続かない、20代・30代・40代の方によく見られる特徴をご紹介します。
現在、仕事を続けられている方も当てはまる場合には少し注意しておきましょう。

コミュニケーションが苦手

コミュニケーションが苦手どのような仕事においても、程度の差こそあれ、コミュニケーションは必須です。
このコミュニケーションがうまくいかないと、能力が高い人であっても成果に結びつきにくくなります。またご自身でも、コミュニケーション・仕事が円滑に進まないことが、ストレスになってしまいます。

責任感が強い・完璧主義

責任感が強い人、完璧主義の人は、仕事がうまくいった時にはすばらしいやりがいを感じられます。また、職場からも高く評価されるでしょう。
一方で、何かミスをした時に必要以上に落ち込んでしまいがちです。まわりの人から見れば何でもないようなことを引きずってしまい、それが新たなミスを生んでしまうということもあります。

失敗した時のことを考えて逃げてしまう

失敗した時のことを考えて逃げてしまう何か仕事を任されそうになった時、失敗した時のことばかり考え、遠慮してしまう人がいます。すると、せっかく信頼して仕事を任せようとした上司からは、やはり評価が低くなってしまいます。昇進や昇給につながりにくいため、自己評価も低くなります。

HSP気質

HSP(Highly Sensitive Person)とは、生まれつき感受性が高く、敏感な気質を持った人のことを指します。
同僚のちょっとした仕草や言葉を常にネガティブに捉えてしまうため、精神的に非常に疲れます。実際の労力異常に疲労が溜まり、仕事が辛くなってしまうことが多くなります。

HSPの人に言ってはいけない言葉は?HSPはどんな人がなりやすい?HSPは医療職・看護師に向いているのか徹底解説!

参考記事:HSPの人に言ってはいけない言葉は?HSPはどんな人がなりやすい?HSPは医療職・看護師に向いているのか徹底解説!

仕事が続かない原因は?

仕事が続かない原因は?それでは、実際に仕事が続かない原因には、どのようなものがあるのでしょうか。

我慢できない/我慢ばかりしてしまう

仕事をする中で、「何もかもがうまくいく」ということは稀です。またそういう時期があったとしても、一時的なものです。誰もが何かしらの我慢をして仕事を続けていますが、あまりにも我慢が足りない人は、小さなことで、あるいは突発的な感情で仕事を辞めてしまうことがあります。
一方で、上司から言われたことすべてを受け入れ、我慢ばかりしている場合も注意が必要です。困った時には助けてもらう、スケジュールがいっぱいの時には断るといったように、自分の意志・状況を伝えることも大切です。

職種・職場の雰囲気が合っていない、仕事の探し方が間違っている

気の合う友人がいるように、自分に合う職種・職場といったものも必ずどこかに存在します。入社する前からすべてを把握することはできませんが、その企業のHPやSNS、また転職サイト・転職エージェントなどの情報によって、全体像を掴むことは可能です。
そもそもの仕事の探し方を見直すことで、自分に合った職種・職場が見つかる可能性も高くなります。

条件などが当初と違っていた

当初提示された給与、休日、福利厚生などが、実際に入ってみると違っていた、というケースも残念ながら存在します。信頼できる転職サイト・転職エージェントを利用すること、入職前にしっかり確認することなどが大切です。
また、入職先やご自身の勘違いということもあります。入職後、何か気になることがあった場合には、いきなり何も言わずに辞めてしまうのではなく、言葉を選びながら、まずは会社に確認してみましょう。

メンタルが弱い・仕事が続かない人の
対処法

では、メンタルが弱く仕事が続かない人は、どうすればいいでしょうか。すぐに始められること・チャレンジできることをご紹介します。

コミュニケーションを図る

メンタルが弱く仕事が続かない人の対処法必要となるコミュニケーションの量は、職種・職場によってさまざまです。メンタルが弱いと感じる人は、コミュニケーションに苦手意識を持っている人が少なくありません。
決して、無理をする必要はありませんが、ご自身のコミュニケーションの意欲を、ワンランクだけアップさせましょう。朝の挨拶に加えて天気やニュースの話をする、これまで曖昧になっていたルールについて思い切って尋ねてみる、相手を気遣うひと言をかけてみる等、何でも構いません。
1歩踏み出して職場の方たちとコミュニケーションを取ってみましょう。

考えすぎない・困った時は助けを求める

仕事でミスは許されない、任された仕事は1人で完結するといった完璧主義は捨てて、困った時にはまわりを頼るようにしましょう。仕事は、その職場や組織全体で進めるものです。また、すべてが完璧にうまくいく仕事というものもありません。
もちろん、困っている同僚がいた時に助けてあげることも大切です。

仕事の探し方を見直す

仕事の探し方を見直すハローワーク、無料求人情報誌、転職サイトなどネットの求人情報、転職エージェントなど、仕事の探し方は非常に多様化しています。これまで何となく仕事を探していたという方は、その探し方を見直しましょう。
長続きする仕事を見つけるコツについては、このページの最後にご紹介します。

メンタルが弱い・仕事が続かない人
が向いている仕事

メンタルが弱いと感じる人は、以下のようなポイントに注目して仕事を探すことをおすすめします。

ノルマがない・自分のペースで
進められる

メンタルが弱い人は、「今月中にあとこれだけ契約しないといけない」といったノルマを、大きな重圧として感じてしまうことがあります。基本的には、ノルマのない仕事を選ぶことをおすすめします。
また、自分のペースで進められる仕事である点も大切です。期限のない仕事というものは実際にはありませんが、強いプレッシャーがかけられる仕事、連日残業を強いられるような仕事は避けましょう。

残業や休日出勤がない

残業や休日出勤がない残業や休日出勤があると、当然ですがプライベートの時間が少なくなります。
ストレスが溜まったり、睡眠不足の原因になるため、残業がない、または残業がほとんどない仕事、休日出勤がない仕事がおすすめです。

得意を活かせる

何か専門の技術・知識を持っている場合には、それらを活かせる職場を選べば、成果が得やすくなります。高評価と自信につながり、仕事を続けやすくなります。

1人で黙々とできる

1人で黙々とできるコミュニケーションをとることが苦手な方は、1人で黙々とできる仕事がおすすめです。ただし、ゼロコミュニケーションというわけにはいきません。苦手であっても、不愛想にならないように注意しましょうね。

メンタルが弱い・仕事が続かない人
が向いていない仕事

メンタルが弱いと感じる人は、下記のような仕事は向かない可能性があります。ご自身と向き合いどんな仕事が向いてないのか、向いているのかを考えてみましょう。

営業職

営業職自社の商品やサービスを売り込む営業職には、一般的に強いメンタルが必要です。特に注文や問い合わせもない状態でこちらから売り込むパターンの飛び込み営業は、話をまともに聞いてもらえないということが少なくありません。
ただ、すでに取引を行っている会社・店舗などを回るルート営業という仕事もあるので、必ずしもメンタルが弱い人に営業職ができないというわけではありません。

テレアポ

リストから電話をかけ、訪問・商談の約束を取り付ける仕事です。ただ、これも飛び込み営業と同様の精神的負担があります。電話越しだと、先方の断り方がより強くなってしまうこともあります。
メンタルが弱い人は「断られて当たり前」と割り切らないと、続けることは難しくなります。

カスタマーサポート

カスタマーサポート商品・サービスについての問い合わせ・クレームなどに対応する仕事です。基本的に、電話での対応となります。
「この商品はどこで売っているの?」といった問い合わせはまだしも、クレームへの対応は精神的な負担が大きくなります。先方が急いでいる・苛立っている・怒っているということも珍しくないため、メンタルが弱いという方には向きません。

危険を伴う仕事

危険を伴う仕事を扱う職場では、緊張感が張りつめています。また、事故につながる場面では、大きな、厳しい声が飛ばされることもあります。パワハラになってはいけませんが、健康や命を守るため、ある程度は仕方がないという見方もあります。
メンタルが弱い人にとって、こういった職場で働くことは、心身の疲労をより大きくします。

メンタルが弱い人が長続きする仕事を見つけるコツを
紹介!

転職が当たり前の時代にはなりましたが、自分に合った職場であれば、やはり少しでも長く続けたいものです。
これまで仕事が長続きしなかったという人に向けて、長続きする仕事を見つけるコツをご紹介します。

「続かない理由」を書き出してみる

「続かない理由」を書き出してみるなぜ自分が仕事を続けられないのか、紙に書けるだけ書き出してみましょう。
「給与に不満があると思い込んでいたけれど、実際には残業がなければ続けられそうだ」「人と話すのは好きだけど、電話対応だけはどうしても苦手だ」など、意外な新しい発見があります。

「譲れない条件」を考える

給与や休日、通勤時間など、譲れない条件を1~2つ、考えます。
あまり多くなると仕事が限定され、思いがけないぴったりの仕事と出会う可能性が低くなってしまいます。

まわりの人の意見を聞いてみる

自分にどんな仕事が合っていそうか、よく知る家族・友人・以前の職場の同僚などに尋ねてみると、客観的な意見が得られます。第一印象を良くする方法などについて尋ねてみるのも良いでしょう。

適職診断を受ける

適職診断を受ける書籍、インターネット上などにある適職診断を受けるという方法です。多くはアンケート形式で、質問に回答していくと、自分の得意・不得意、性格、向いている仕事などが分かります。
統計的なデータに基づいた結果が得られますので、一定の信頼性があります。

相談可能な支援サービスを活用する

ハローワーク

ハローワークは、すべての都道府県に設置されている機関であり、仕事の紹介だけでなく、個人面談、適正検査、面接・履歴書作成のアドバイスなどを行っています。
窓口では、専門資格を持った相談員が、個別の相談・悩みなどに対応してくれます。

転職サイト・転職エージェント

転職サイト・転職エージェント現在、ハローワークと並んで普及しているサービスといえば、転職サイト・転職エージェントです。
転職サイトでは、条件面などから基本的に自分で仕事を探します。求人の数で言うと、転職エージェントよりも多くなります。また、自分のペースで転職活動を行えます。
転職エージェントでは、キャリアアドバイザーが希望や適性を考慮して、企業と求職者をマッチングしてくれます。さらに、書類の添削や面接対策なども個別に行われます。
医療従事者向けのおすすめ転職サイト記事【職種別のランキングサイト】

障害者就業・生活支援センター

全国300箇所以上に設置され、就労面、生活面の相談業務・支援を行っています。就労面だけでなく、心身のケアを含めた生活面での支援が受けられるのが特徴です。生活基盤を整えた上で、就労を目指せます。
対象となるのは、身体障害・知的障害・精神障害・発達障害のある方、難病の方となります。

就労移行支援事業所

通所しながらの職業訓練(知識・技術の習得)、就職活動支援、さらには就職後の職場定着サポートまでを一貫して受けられる事業所です。職業訓練としては、ビジネスマナー、PC操作、メンタルコーチング、軽作業などがあります。
対象となるのは、18~64歳までの障害・難病をお持ちの方となります。

メンタルが弱い人からのよくある質問

仕事が向いてないのかメンタル弱いから仕事辞めたいです…

仕事でメンタルが弱っているときに辞めたい気持ちは自然なことです。まずは、自分の気持ちや状況を整理してみることが大切です。ストレスの原因がわかると対策も立てやすくなります。また、信頼できる人や専門家に相談するのも効果的です。休職や部署異動の選択肢も考慮し、無理をせず、自分の心と体の健康を最優先にしてください。

メンタル弱いから正社員で働けないのですがどうしたらいいですか?

まず、体調や気持ちに負担の少ない働き方を考えてみるのもいいかもしれません。例えば、パートや派遣社員、在宅ワークなど、勤務時間やペースを調整しやすい形態を選ぶのも一つの手です。また、相談機関やカウンセラーのサポートを活用して、自己理解を深めながら自分に合った仕事環境を見つけていくことが役立つでしょう。

メンタル弱い人におすすめの仕事はありますか?

メンタルが弱いと感じる人におすすめの仕事は、ストレスが少なく、無理なく自分のペースで進められる環境が整った仕事です。具体的には、以下のような職種が適しています。

事務職:単調な作業やデータ入力、記録整理などが多く、自分のペースで取り組めます。
図書館司書:静かな環境での業務が多く、人と話す機会も比較的少ないです。
在宅ワーク:ライティングやデザインなど、自宅で作業できる仕事は自由度が高く、対面のストレスも軽減されます。

これらの職種で、自分に合った条件のものを探してみると良いでしょう。

メンタル弱いと感じたときの治し方は?

メンタルが弱いと感じたとき、少しずつ強くしていく方法があります。まず、自分の思考パターンに気づき、ネガティブな考え方をポジティブに切り替える練習をしましょう。また、無理のない目標を設定し、小さな成功体験を積むことも効果的です。適度な運動や規則正しい生活も、ストレスに強くなるために役立ちます。さらに、周囲のサポートを受けやすい環境を作ることもおすすめです。

この記事の運営者情報

メディア名 ミチビーク
運営会社 株式会社Method innovation
会社ホームページ https://www.method-innovation.co.jp/
所在地
〒550-0013
大阪府大阪市西区新町3丁目6番11号 BADGE長堀BLD. 2階
代表取締役 清水 太一
設立 2016年11月1日
事業内容 集患支援事業
メディア運営事業
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