人間関係がうまくいかない
3つの理由とうまくいかない
人の12の特徴|対処法
について徹底解説!

公開日: | 最終更新日:

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この記事の監修者

キャリアコンサルタント
平井 菜津子
【経歴】
大学卒業後、ウェディングプランナーとして営業職を経験し、24歳からITベンチャー企業の人事部にて採用・教育などの仕事に従事。採用は新卒・中途の営業職から事務職、クリエイティブ職など幅広い職種の母集団形成から面接実施、内定者フォロー、入社手続き等を行い、教育では研修コンテンツ企画、資料作成、講師育成までを実施。人材開発部立ち上げや、社内の人事評価、従業員満足度調査、社員のメンタルケアなども行っていた。それらの経験を経て、さらに専門性を高めるためにキャリアコンサルタントの資格を取得。
現在も今までの経験・知識を活かしつつ、二児の子育てと両立させながら、株式会社Method innovationのグループ会社である株式会社ドクターブリッジにて人事の仕事に従事している。

【資格】

キャリアコンサルタント
アロマテラピー検定1級
プラクティカルフォト検定1級
ファッションビジネス能力検定1級
ファッション販売能力検定1級

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どこでも人間関係が
うまくいかない、疲れた…
自分のせい?

「職場の人間関係に疲弊している」「本音を話せる人がいない」など、職場における人間関係に悩んではいないでしょうか?
職場や日常生活において、他人に気を遣って自分らしさを出せない、周りの方から心無い言葉をかけられて傷ついた、このような経験は生きている中で誰でも経験することはあるかと思います。しかし、こうした状況が続くと精神的に参ってしまい、最悪の場合、他人を拒絶するようになったり、うつ病などの精神疾患に発症する恐れがあります。
大切なのは、ご自身がそうした状態にあることに気づき、自分を守るための対処法を学ぶことです。
本ページでは、人間関係がうまくいかない理由、その対処法などについて解説します。

人間関係がうまくいかない
主な3つの理由

人間関係がうまくいかない主な3つの理由人間関係にトラブルが発生する理由にはどのようなものがあるのでしょうか。

厚生労働省が発表した、退職者を対象にした退職理由に関するアンケートによると、「人間関係」が理由となることが多いと判明しました。男女別では、男性は13.8%。女性は21.0%の方が人間関係を理由に退職されています。

以下では、人間関係がうまくいかない理由について詳しく解説します。

【理由①】職場の環境

職場環境が人間関係のトラブルの原因となることがあります。
この場合、下記に示すような共通点が確認されます。

  • 部署異動や転職など人材の入れ替わりが多い
  • 部署内で協力して仕事を行えていない
  • 社員同士で情報共有ができていない
  • 社員同士で挨拶することがない
  • 社員同士で相談できる雰囲気ではない

部署異動や転勤が多い職場では、社員同士の円滑な関係の構築が難しいです。
また、チーム間で協力し合う雰囲気がない、お互いに挨拶をすることがない職場も、円滑な関係の構築がなかなか難しいです。

【理由②】職場の人間

職場で働く人が原因となって円滑な関係を構築できないこともあります。
職場に以下に示すような方が多いと、コミュニケーションに支障が出るようになります。

  • 人の噂話・悪口が多い
  • 信頼のおける上司がいない
  • いつもイライラしている人がいる
  • 話し方がキツイ人がいる
  • 嫌味な言い方をする人がいる

人の噂話・悪口が絶えない職場は人の粗を探す人が増え、結果的に職場の雰囲気が悪くなってしまいます。
また、他の社員がいる場で個人のミスについて指摘する、感情のままに罵声を浴びせるような方がいると、雰囲気が悪くなっていきます。

【理由③】自分自身の態度・性格

職場環境・働く人は特に問題がないのに、人間関係が良好でない場合、原因はご自身にある可能性があります。

以下のようなコミュニケーションを取っている場合、職場の方から煙たがられてしまうこともあります。

  • 態度を人によって変える
  • たとえ間違っていたとしても意見を変えない
  • 自分に甘いのに、人のミスには激しく怒る
  • 本心を一切出さない
  • 話しかけられないと黙っている

他者とのコミュニケーションが苦手な方は、周囲の方との共通点を探したり、求めていることを考えてみたりするなど、会話のきっかけを自分から作ってみることをお勧めします。

人間関係がうまくいかない人の
12の特徴

人間関係がうまくいかない人の12の特徴人間関係がうまくいかないと感じている方は、実は共通点が見られます。
いくつかありますが、例えば、素直じゃない、ネガティブ、人見知りなどが挙げられます。
以下では、人間関係がうまくいかない方の特徴を詳しく解説します。

特徴1. 自分の考えに固執して他者の
意見を聞き入れない

自分自身の確固たる軸を持つのは良いことですが、あまりに自分の意見に傾倒し過ぎて、他者の意見を聞き入れないでいると、周囲の方から悪い印象を持たれてしまう可能性があります。

良好な人間関係を築くには、自分の軸は持ちつつも、周囲の意見も聞き入れる姿勢が必要です。

特徴2. 人によって態度・接し方が違う

自分の利益になる、あるいは好意がある方に対するコミュニケーションとそうでない方へのコミュニケーションがはっきりと分かれている方がいます。

こうした方は、「腹黒い」というイメージを周囲の方が抱いてしまい、信用が失われて人間関係の構築も上手くできません。
できるだけ誰とでも同じコミュニケーションを取るように意識しましょう。

特徴3. 完璧主義で自分だけでなく、
周囲にも厳しい

真面目で自分に対しても周囲の対しても厳しい方も人間関係に支障が出ることがあります。
完璧主義のため、周囲の方の失敗も許容できず、ちょっとしたミスに対しても怒りを持ってしまうと、周囲から疎ましく思われてしまいます。その結果、人間関係も良好な関係を築きにくくなってしまいます。

特徴4. 空気を読めない

空気が読めないことも人間関係が崩れる原因となります。学校や職場など多くの方と時間を共有する場においては、その場所特有の雰囲気が作られます。

空気を読めないでいると、「浮いているな」と周囲の方から思われてしまうこともあるでしょう。自分自身でそれに気づいても考え方は変えないでいると、嫌煙されてしまうことになりかねません。

特徴5. 警戒心の強さから自分の思いを閉ざして周囲と接する

過去の人間関係の失敗、あるいは元から警戒心が異常に強い方がいます。他人よりも自身が劣っているという劣等感が劣等感を持つきっかけになることもあります。

しかし、警戒心から自身の思いを閉ざしてコミュニケーションを取っていると、他者もそれを感じ取って人間関係に軋轢を生んでしまう可能性があります。また、この場合、人間関係がうまくいかないことがより不安な気持ちを高め、さらに本来の気持ちを隠してしまうこともあります。

特徴6. 人見知りでコミュニケーションを取るのが難しい

人見知りが成人後もなおらない方もいます。人見知りの方は周囲と上手くコミュニケーションを取れず、さらに人見知りが加速してしまうこともあります。この負の連鎖により、人間関係の構築が上手くいかなくなります。これは失敗に対する恐怖心から来ることが多いです。

特徴7. 控えめな性格で積極的に周囲に話しかけることができない

「出る杭を打つ」という風潮が昔から日本にはありますが、これが原因となってか異常に控えめな方もいます。
他人へのコミュニケーションに積極的になれず、自己評価も極端に低い特徴があります。控えめであることが美徳という考えもありますが、これが度を過ぎると人間関係の構築がうまくいかない原因となります。

特徴8. 人の話を聞かずに自分の話
ばかりする

人の話を聞かずに、自分の話ばかりをする方も、人間関係の構築が難しいです。
また、人間関係を作れても、自分の話ばかりしているといずれ関係が崩れてしまう可能性もあります。
自己愛を持つこと自体は悪いことではないですが、これが度を過ぎて人の意見を全く聞かないと、人間関係に軋轢を生んでしまうので、気を付けましょう。

特徴9.他人の顔色をいつも
気にしている

他者からの見え方を気にしすぎるがあまり、人の顔色を常に窺ってしまう方もいます。しかし、他人の意見にすべて賛成しているだけでは良好な関係は構築できません。
そのような方は、他者からは「軸がない」と見えてしまうこともあり、必要以上のタスクを回されたり、雑に扱われたりしかねません。
また、常に人の顔を伺っていると、ストレスも溜まってしまい自分自身を苦しめてしまう可能性もあります。

特徴10.人との距離感を上手く
掴めない

職場の方との距離感を上手く掴めないと良好な関係の構築が難しいです。
異常に馴れ馴れしい、あるいは素っ気ない態度を取っていると、周りの方はコミュニケーションにストレスを感じてしまいます。
基本的に、目上の方には敬語を、同僚とはくだけた感じで話すなど、立場・関係性に合った適切な距離感を取ることが大切です。

特徴11.性格が合わない人にも無理して合わせようとする

職場の中にはそりが合わない方もいるかもしれません。しかし、性格が合わない方に無理して合わせようと頑張っても、いずれお互いが疲弊してしまいます。
全ての人に好かれるのは難しいと考えると良いでしょう。
「性格が合う人だけ仲良くできれば良い」と、割り切った考えを持つことも良好な人間関係を構築するコツです。

特徴12.本音を誰にも話せない

警戒心が強いために本音を誰にも話せない方もいます。自分がオープンでなければ、相手も本音を打ち明けにくいでしょう。この関係のままでは、良好な人間関係を構築するのは困難です。
自分が信頼できそうと思った方には勇気を持って本音を打ち明けてみると良いでしょう。

人間関係が上手くいっている職場はどんな職場?

人間関係が上手くいっている職場はどんな職場?職場の人間関係が悪いと感じており、転職を考えている方もいらっしゃると思います。
ただ、人間関係が良い職場とは具体的にどういう職場なのでしょうか。
以下では、「挨拶」「人の見方」「相談しやすさ」という3つのポイントを踏まえて解説します。

立場に関係なく社員同士が挨拶している

立場に関係なく、社員同士が挨拶するのは良好な人間関係を構築する上で基本です。挨拶をする習慣が職場にあれば、仕事が円滑に進みやすくなります。相手からの挨拶を待つのではなく、自分から挨拶することを意識してみましょう。そうすると、周囲の方も挨拶してくれるようになり、少なくとも自身が抱える仕事については円滑に進みやすいようになるでしょう。

各社員の良い面を社内で共有している

人には良い点もあれば、悪い点もあります。悪い点ばかり見るのではなく、良い点についても見てくれる職場は良好な人間関係を築きやすいです。良い点を職場内で理解し合い、得意な仕事を回すようになると、業務効率も向上します。この空気が職場にあると、仕事に対する意欲も上がります。それにより、良い影響を社員同士が与え合えるようになるでしょう。

情報共有・相談が気軽にできる

情報共有・相談が気軽にできる職場は、良好な人間関係を築きやすいです。仕事の振り分けや結果報告がしやすい環境下では、過程や結果に対する誤認が発生しにくいです。また、このような業務的な連絡だけでなく、思っていることを相談しやすい環境下では、価値観のズレも起こりにくく、個人への理解が深まります。その結果、良好な人間関係の構築に繋がります。

人間関係がうまくいかないときの
対処法

人間関係がうまくいかないときの対処法

職場の人、家族・友人などに相談する

人間関係に常に悩みを抱えている方は、トラブルが起きても相談することが苦手な場合が多いです。悩みを抱え込んで精神的に苦痛を感じないようにするために、困ったことがあれば周囲の方に相談することが大切です。
相談することは人に対する信頼する力を高めることにも繋がり、良質な人間関係の構築にも影響します。
仕事の人間関係を悩みに関連する相手、つまり上司や同僚に相談するのも良いですが、難しい場合は家族や友人などに相談するのもお勧めです。

相手に対して期待を持ちすぎない

相手に対して期待を持ちすぎると、思っていたような結果が返ってこないとショックに思うこともあります。話を全て疑わずに受け入れてしまったり、依存してしまったりすることもあるので気を付けましょう。
また、期待通りに相手が動くと思い込んでしまい、自分の仕事を部下などに任せて自分は別の作業を進めていると、失敗した場合に関係が崩れてしまうこともあります。
期待することは良いことですが、過度な期待はお互いに負担となるので、良好な人間関係を作る・保つためには、よく言いますが「期待ではなく信頼」するようにしましょう。

仕事と割り切って考える

仕事であると割り切って考えることで、無用なこだわりや感情を持つことなく、周囲の方と適切な距離感を維持できます。
また、職場で周囲からの評価を過度に気にしてしまっている場合も、割り切ることができればストレスを溜めずに仕事に打ち込めるでしょう。

考えが全て一致することはないと
理解する

自分の価値観は他人も持っていると考えてしまうと、意見や考えが違う場面が訪れた際、ストレスに思ってしまいます。
生まれた環境や育ってきた環境も違うので、当然考えが全て一致することはまずありません。人によって考え方は違いがあると理解し、柔軟に他人の考え・意見を受け入れましょう。

自分自身や相手の良い面を探す

自分の性格が原因となり、人間関係がうまくいかない場合、まずは自身の良い点を考えてみましょう。自信がない、ネガティブ思考の方は自己肯定感を上げる取り組みが必要です。
相手の性格に難があり、人間関係がうまくいかない場合、相手の良い点を探してみましょう。例えば、普段は素っ気ない方でも、客観的な判断ができるという面があれば、その面を普段から見るようにすることで良好な人間関係を築ける可能性があります。

物理的・精神的に距離を取ってみる

悩みを抱えていると、どうにもならないと塞ぎこんでしまいたくなることもあるかもしれませんが、その場合は一旦悩みの原因となる関係から距離を取ってみるのも良いでしょう。職場内で人間関係に悩みがある場合、有給を取る、配置転換を希望するなども良いですし、どうしても辛い場合は転職を考えてみるもの手です。このように物理的に距離を取るのが難しい場合、仕事と割り切り、「職場で仲良くする必要はないので仕事に集中しよう」と、自分の心の中で距離を取るのもお勧めです。

どこでも人間関係が
うまくいかないのは
発達障害のせい…?

発達障害がある方は、人間関係がうまくいかないのか解説します。
以下で解説する発達障害は、ADHD(注意欠如・多動性障害)とASD(自閉症スペクトラム障害)の2つが対象です。

ADHDの方に特徴的な人間関係の
トラブル

ADHD(注意欠如・多動性障害)は、「衝動性」「多動性」「不注意性」の3つの特徴があります。

ADHDの方によく見られる人間関係のトラブルには以下のようなものがあります。

  • 後のことを考えずに衝動的な発言をしてしまい、トラブルが起こる
  • 話を聞いていないように他人からは見えてしまい怒られる
  • 連絡・報告を先延ばしして信頼を損ねたり、関係が疎遠になったりする
  • 約束を忘れたり、借り物をなくしたりして信頼を損ねてしまう

ASDの方に特徴的な人間関係の
トラブル

ASD(自閉症スペクトラム障害)は、「過剰なこだわり」「社会性・対人コミュニケーションの障害」「感覚過敏・感覚麻痺」の3つの特徴があります。

ASDの方によく見られる人間関係のトラブルには以下のようなものがあります。

  • 自分のやり方に強いこだわりを持ち、周囲の意見などを柔軟に受け入れられない
  • 雑談することに苦手意識を持ち、会話の内容が思いつかない
  • 相手の気持ちを考えられず、意図せず嫌味に感じられるようなことを言ってしまう
  • 相手が離しているテーマとは別に、どうでもいいことが気になり、論点がずれたり話を聞いていないと思われたりしてしまう
良好な人間関係を築けていないと、自分自身の努力が不足しているからだと辛く感じてしまうこともあるかと思います。しかし、発達障害の方が人間関係を苦手に思うのは、頑張りが足りていないのではなく、障害特性の影響が大きいです。
発達障害の方で人間関係が上手くいっていないとストレスを感じている場合、まずはご自身の特性を理解しましょう。その上で少し工夫してみると、関係を上手く構築できる可能性があります。
また、就職活動に対して不安を抱えている場合は、発達障害の方を対象とした支援機関あるいは転職エージェントの利用を検討してみるのもお勧めです。

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この記事の運営者情報

メディア名 ミチビーク
運営会社 株式会社Method innovation
会社ホームページ https://www.method-innovation.co.jp/
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〒550-0013
大阪府大阪市西区新町3丁目6番11号 BADGE長堀BLD. 2階
代表取締役 清水 太一
設立 2016年11月1日
事業内容 集患支援事業
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