入退室の面接マナーで
気を付けることは?
ノック回数や挨拶など
転職での面接を
成功させるポイントを解説!

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入退室・面接中のマナーで気を付けることは?ノック回数や挨拶、座り方・話し方など転職での面接を成功させるポイントを解説!

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この記事の監修者

キャリアコンサルタント
平井 菜津子
【経歴】
大学卒業後、ウェディングプランナーとして営業職を経験し、24歳からITベンチャー企業の人事部にて採用・教育などの仕事に従事。採用は新卒・中途の営業職から事務職、クリエイティブ職など幅広い職種の母集団形成から面接実施、内定者フォロー、入社手続き等を行い、教育では研修コンテンツ企画、資料作成、講師育成までを実施。人材開発部立ち上げや、社内の人事評価、従業員満足度調査、社員のメンタルケアなども行っていた。それらの経験を経て、さらに専門性を高めるためにキャリアコンサルタントの資格を取得。
現在も今までの経験・知識を活かしつつ、二児の子育てと両立させながら、株式会社Method innovationのグループ会社である株式会社ドクターブリッジにて人事の仕事に従事している。

【資格】

キャリアコンサルタント
アロマテラピー検定1級
プラクティカルフォト検定1級
ファッションビジネス能力検定1級
ファッション販売能力検定1級

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面接マナーの意味と重要性は?

面接マナーの意味と重要性は?面接マナーの意味は、面接時に適切な態度や行動を守ることを指します。面接は、求職者の経歴や能力だけでなく、その人の人物像や社会性も評価される重要な場です。面接マナーが良くないと、求職者の信頼性や自己管理能力に疑問を抱かれる可能性があります。合否にも関わる要素ですので、面接マナーを一つ一つ確認していきましょう。
面接マナーの重要性は、以下となります。

印象づけ

適切な面接マナーを守ることで、面接官に良い印象を与えることができます。面接官は、マナーや態度から求職者の意欲や社会性を判断することがあります。

企業の文化への適応

面接マナーは企業の文化や価値観を理解するための手がかりともなります。適切なマナーを持つことで、企業との相性や適応度を示すことができます。

自己啓発

良い面接マナーを身につけることは、求職者自身の自己啓発にも繋がります。自分自身をよりよく表現し、自信を持って面接に臨むことができます。
面接マナーは、面接を成功させるために重要な要素です。適切な準備と意識を持って取り組み、自己アピールの場を最大限に活かしましょう。

面接時の入退室の流れ

面接時の入退室の流れについて正しく把握し、適切なマナーを知ったうえで面接に挑みましょう。
面接時の入退室の流れは、以下のようになります。

タイムリーな到着・受付

タイムリーな到着・受付面接の時間よりも少し早め(5~10分前)に到着し、受付を済ませましょう。
このとき、面接官が来るまで時間が空く場合がありますが、スマートフォンなどを触らないようにしましょう。
どこで誰に見られているか分からないという意識をもって、行動しましょう。

ドアを3回ノックして入室

ドアを3回ノックして入室面接官に呼ばれたらドアを軽くノックして入室します。
ドアがない場合などは「失礼します」と声をかけてから入室しましょう。

入室時の挨拶

入室時の挨拶面接官からの第一印象が決まる瞬間なのでとても重要な場面です。入室後、丁寧な挨拶と自己紹介を行います。
面接官の名前を呼ぶ際には敬称を使いましょう。

椅子に座る

椅子に座る面接官に案内されたら椅子に座りましょう。お座りくださいと言われるまでに座らないように気を付けましょう。
椅子に座ったら背すじを伸ばして正しい姿勢を保ちましょう。

退室時の挨拶

退室時の挨拶面接終了後、丁寧な挨拶とお礼を述べて退室します。
ドアを閉める場合は、面接官にお尻を向けて閉めるのではなく面接官の方を向いて閉めるようにしましょう。

入退室時の注意点としては、ドアの開け方や場所の確認、声の大きさや速さに注意してください。周囲の人々とのマナーや配慮も大切です。

入室時のマナー

入室時のノックの回数と意味

入室時のマナー入室時のノックの回数は、通常は3回が一般的です。
ノックの意味は、面接官に対して「お忙しい中すみませんが、入室してもよろしいですか」という意思表示です。3回のノックは、面接官に対して十分な配慮と丁寧さを示すものです。ノックの強さや間隔にも注意が必要です。強すぎるノックは無礼になり、弱すぎるノックでは気づかれないことがあります。また、ノック後に「失礼します」と声をかけ、面接官からの「どうぞ」という返事を聞いたら、ゆっくりとドアを開けて入室しましょう。
入室時には必ずノックをし、面接官からの返事を確認してから入室しましょう。

入室時の挨拶のポイント

入室時の挨拶のポイント入室時の挨拶は、面接官や他の人に対して丁寧な印象を与えるために重要なポイントです。
以下に入室時の挨拶のポイントをまとめます。

目線と声の大きさ

入室時には、面接官や他の人にしっかりと目を合わせ、明確な声で挨拶しましょう。声が小さすぎると、自信や意欲が伝わりにくくなります。また、声を大きくしすぎると、無礼な印象を与えることもありますので、適度な大きさに注意しましょう。

笑顔で挨拶

入室時には、ドアを開けた後、振り返って面接官に笑顔で挨拶しましょう。
丁寧な挨拶は好印象を与え、円滑なコミュニケーションを築くことにつながります。

自己紹介

面接官に自分の名前や自己紹介をしっかりと伝えることが大切です。はっきりと声を出し、相手が聞き取りやすいように話すことを心掛けましょう。

面接中のマナー

正しい座り方と姿勢

正しい座り方と姿勢正しい座り方と姿勢は、面接マナーにおいて非常に重要です。面接室に入るときには、まず立ったまま正面に向かって挨拶し、指示された席にゆっくりと座りましょう。椅子に座る際には、背筋を伸ばし、体の姿勢を正しい状態に保つことが大切です。背もたれにもたれてしまうと、自信を欠いた印象を与えてしまうかもしれません。
また、足の位置も注意が必要です。足を組むことや、足を前に出してしまうことは避けましょう。代わりに、足は地面にしっかりとつけたまま、膝と足首を直角に保つようにしましょう。これによって、堂々とした姿勢を保つことができます。
さらに、手の位置も重要です。手を組むことや、机につくことは避け、自然な状態で手を置くようにしましょう。座り方には、相手に対する敬意やプロフェッショナリズムを示す重要な要素が含まれています。正しい座り方に注意し、自信と尊重を示すことが、成功するための面接マナーの一環です。

座り方に注意すべきポイント

  • 背筋を伸ばし、姿勢を正しく保つこと
  • 背もたれにもたれないこと
  • 足の位置に注意すること:足を組まず、前に出さず、地面にしっかりつけること
  • 手の位置にも気をつけること:手を机につかず、自然な状態に置くこと

正しい言葉遣いを心掛けましょう

言葉遣いが正しくないと、社会人として必要なマナーが身についていないという印象を面接官に与えてしまうことがあります。正しい言葉遣いにて受け答えすることがマナーとされています。

敬語を少し間違えたからといって、不合格になることはないかと思いますが、言葉遣いが正しくないと面接官に悪い印象を与えてしまう可能性があります。面接前に自分で調べたりして正しい敬語を使えるように心がけましょう。

話し方・聞き方にも気を配る

話し方・聞き方にも気を配る適切な言葉遣いをしても、話し方・聞き方によっては面接官に悪い印象を与えてしまう場合があります。声が小さくて話が聞き取りづらい、相手の話に興味を示さないなど、配慮に欠けた話し方・聞き方は慎重になる必要があります。

話す際は、明確な結論から始め、明快に伝えることが大切です。また、表情にも注意を払い、面接官と目を合わせて笑顔を見せることも重要です。

さらに、面接官の話を注意深く聞く姿勢も重視されます。面接官が話している際も相手の目を見て、うなづいたり、相槌を打つなどして、積極的に反応するよう心がけましょう。

NGポイント

面接時には、適切な服装や清潔さに気を配ることが重要です。
ふさわしくない服装や髪型、不潔な印象を与えることは避けましょう。また、スマートフォンや携帯電話のマナーモードにしておくか、電源を切っておきましょう。面接中に電話が鳴ったり、メッセージに気を取られることは好ましくありません。また、相手の話を遮ったり、自己中心的な態度を取ったりすることも避けるべきです。

真摯な態度を持ち、相手の話をしっかりと聞くことが大切です。さらに、不適切な言葉遣いや大げさな身振り手振りやゲラゲラと大きな声で笑うのもNGです。これらのNGポイントに気を付けながら、良好な印象を与えることが、面接で成功するための重要な要素です。

退室時のマナー

退室時の挨拶のポイント

退室時の挨拶のポイント退室する際の挨拶も重要です。
退室時の挨拶は、相手に敬意を示す行為であり、好印象を与えることができます。最後の最後で面接官に悪い印象を持たれないように、退室時にも気を抜かずに行動しましょう。
以下は、退室時の挨拶のポイントです。

簡潔な挨拶

退室時の挨拶は、「本日は面接機会をいただき、ありがとうございました」とお辞儀をし、椅子から立ち上がりましょう。

声のトーン

挨拶の際には、自信を持って明瞭な声で話すことが大切です。ハッキリと聞き取れる声で挨拶をしましょう。

笑顔

退室時の挨拶では、相手に感謝の気持ちや良い印象を与えるように笑顔を忘れないようにしましょう。笑顔は相手に対する心の温かさや親しみを示すものであり、面接官に良い印象を与えます。

静かに退室

挨拶を終えたら、ゆっくりと退室しましょう。退室しながら後ろを向いたり、振り返ったりせずに部屋を出ましょう。

出口までは気を抜かないように

面接後に気が抜けて、スマートフォンを触ってしまったり、飲み物を飲んでしまう方もいるかもしれませんが、応募先の職員や面接官に見られている可能性があるので、出口までは気を抜かずに進みましょう。

マナーによる印象の違いはある?

マナーによる印象の違いはある?マナーによる面接官の印象の違いは非常に大きいです。
入室や退室の際に丁寧な挨拶や礼儀正しい態度を示すことで、ビジネスシーンや面接などでの第一印象を良好にすることができます。社会人としてもマナーを守ることは不可欠です。
マナーを守ることで、他の人々に対して尊重の念を示し、ビジネス上の信頼関係を築くことができます。
一方、マナーを無視した態度の場合、面接官に悪い印象を与えてしまい、不合格にもなりかねません。入室や退室に関して失礼な態度をとると、相手からの信頼や印象が損なわれる可能性があります。

面接マナーでよくある質問と回答

入室時にノックしないで入るのはダメですか?

入室時には必ずノックすることが望ましいです。ドアが開いている場合やドアがない場合にはノックする必要はありません。その際は、一言「失礼します」と声をかけてから入室しましょう。

ノックの回数はどのように決めればいいですか?

一般的には、面接の入室時には3回のノックが適切です。2回の場合は空室確認で使われるためトイレなどでノックする場合に使われることが多いです。

退室時の挨拶は必要ですか?

はい、退室時にも挨拶をすることが望ましいです。相手への感謝の気持ちや敬意を示すため、礼儀正しく退室することが好印象を与えます。

コートやカバンなどの手荷物はどこに置いたらいいですか?

椅子に座る前に椅子の横にカバンを置き、コートは畳んでカバンの上に重ねておきましょう。コートをカバンのうえに乗せるのが難しい場合は、コートを畳んだ状態で椅子に掛けておきましょう。

面接に遅刻しそうな場合はどうしたらいいですか?

面接に遅刻しそうな場合は、以下の手順を参考に行動することが重要です。

早めに連絡する:遅刻が予想される場合は、すぐに連絡しましょう。面接を担当している企業や担当者に電話で遅刻の旨を伝え、到着予定時刻を伝えます。

事情を説明する:遅刻の原因や事情を説明するために、できるだけ具体的で誠実な理由を伝えましょう。交通渋滞や予期せぬトラブルなど、事情がある場合は正直に伝えます。

対応方法を尋ねる:遅刻の場合、面接の延期や後日の再設定を提案されることがあります。その場合は、そのまま対応するか、遅刻しても面接を受けることができるかを確認しましょう。

速やかに到着する:遅刻が避けられない場合でも、できるだけ速やかに到着するよう努めます。到着後は丁寧な挨拶と謝罪を心がけ、遅刻の影響を最小限に抑えるようにしましょう。

面接において遅刻は好ましくありませんが、誠実な対応と速やかな到着で、面接官との信頼関係を損なわないよう努めましょう。

面接中にマスクはつけたままでもいいのでしょうか?

一般的には面接中にマスクを着用することが許容される場合があります。特に感染症が流行している時期や感染予防対策が必要な場合、医療機関などでは、マスクの着用が推奨されることがあります。

ただし、面接ではコミュニケーションが重要ですので、マスクを着用することで声が聞き取りにくくなったり、表情が伝わりにくくなったりする場合があります。そのため、マスクを着用する場合でも、声の大きさやはっきりとした発音、表情の意思表示に注意を払うことが重要です。

また本人確認や顔を見ながら面接を行いたいという企業や施設もあるかと思いますので、その際はマスクを外して面接をする場合もあります。

オンラインでの面接で気を付けることはありますか?

オンライン面接を行う際には、以下のポイントに気をつけることが大切です。

技術的な準備:適切なソフトウェア(Zoom、Google Meetなど)をインストールし、アカウントを作成しておく必要があります。また、マイクやカメラが正常に機能することを確認してください。

適切な場所と環境:面接の場所は静かで、明るく、背景が整った場所が好ましいです。バックグラウンドには、整然とした空間やシンプルな壁が良いでしょう。雑音や外部の干渉を最小限に抑えることも重要です。

服装と外見:オンラインでも、面接時の服装や身だしなみは重要です。ビジネスカジュアルな服装を選び、清潔感を保つように心がけましょう。また、カメラの前で姿勢を正し、目を合わせることも重要です。

インターネット接続の安定性:オンライン面接中にインターネット接続が途切れると、円滑なコミュニケーションが妨げられる可能性があります。安定したインターネット接続を確保するために、他のデバイスからの負荷を減らしたり、有線接続を使用することをおすすめします。

相手とのコミュニケーション:オンラインでは、対面のように相手の反応や表情を直接見ることが難しい場合もあります。そのため、相手の言葉や声のトーンに注意を払い、適切なタイミングで質問したり、話を進めたりすることが重要です。

面接後にお礼メールを送った方がいいですか?

必ずしも送らなければならないというわけではないですが、お礼メールを送ることは良いことです。メールは当日中に送るようにしましょう。
お礼メールは、面接官に対する礼儀と感謝の表明であり、真剣に応募先に興味を持ち、会社や役職者に対する熱意を示す良い機会です。お礼メールを送ることで、あなたの印象をより良くすることができますし、面接で話し忘れたことや追加で伝えたい情報を提供する機会ともなります。ただし、メールの内容は簡潔で丁寧にし、相手の時間を尊重することが重要です。

これらのよくある質問と回答を参考に、面接やビジネスシーンでの入室・退室マナーを適切に守るようにしましょう。

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運営会社 株式会社Method innovation
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大阪府大阪市西区新町3丁目6番11号 BADGE長堀BLD. 2階
代表取締役 清水 太一
設立 2016年11月1日
事業内容 集患支援事業
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