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この記事の監修者
【経歴】
2013年に管理栄養士資格取得後、保育施設に勤務、栄養相談などに従事。
現在は、株式会社Method innovationのグループ会社である株式会社ドクターブリッジの「イマカラ」にて、栄養とダイエットに関する科学的根拠に基づいた情報を発信している。
【資格】
管理栄養士
【経歴】
大学卒業後、ウェディングプランナーとして営業職を経験し、24歳からITベンチャー企業の人事部にて採用・教育などの仕事に従事。採用は新卒・中途の営業職から事務職、クリエイティブ職など幅広い職種の母集団形成から面接実施、内定者フォロー、入社手続き等を行い、教育では研修コンテンツ企画、資料作成、講師育成までを実施。人材開発部立ち上げや、社内の人事評価、従業員満足度調査、社員のメンタルケアなども行っていた。それらの経験を経て、さらに専門性を高めるためにキャリアコンサルタントの資格を取得。
現在も今までの経験・知識を活かしつつ、二児の子育てと両立させながら、株式会社Method innovationのグループ会社である株式会社ドクターブリッジにて人事の仕事に従事している。
【資格】
キャリアコンサルタント
アロマテラピー検定1級
プラクティカルフォト検定1級
ファッションビジネス能力検定1級
ファッション販売能力検定1級
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管理栄養士の年収・給料は
いくら?低い?
以下では、管理栄養士・栄養士の平均年収・月収・ボーナス・初任給について、全産業の平均と照らし合わせながら解説していきます。本ページで取り上げる金額は、管理栄養士と栄養士の平均値となります。
管理栄養士・栄養士の平均年収
管理栄養士/栄養士 | ||
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正職員 | 379万700円 | |
契約社員 | 男性 | 276万円 |
女性 | 300万円 | |
パート・アルバイト | 154万1,632円 |
参照:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」、日本労働組合総連合会「職種別賃金分析(令和4年調査)」
同調査では他の医療・福祉系職種の平均年収についても記載があります。看護師は約508万円、保健師は約481万円、介護士は約363万円、保育士は約391万円となっており、管理栄養士・栄養士の平均年収は医療・福祉業界の他職種に比べると若干低いことが分かります。
なお、上記に示したデータは管理栄養士・栄養士の平均値で、管理栄養士の方が栄養士よりも給料は高いことが多いです。また、このデータは平均値であるため、業務内容や職場の規模、経験年数に応じてより高い年収・月収を貰えることもあります。
管理栄養士・栄養士の平均月収
管理栄養士/栄養士 | ||
---|---|---|
正職員 | 26万4,200円 | |
契約社員 | 男性 | 19万7,000円 |
女性 | 23万8,000円 | |
パート・アルバイト | 11万9,961円 |
参照:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」、日本労働組合総連合会「職種別賃金分析(令和4年調査)」
正社員の場合、平均月収は26万4,200円ということが分かりました。
また、契約社員(フルタイム)は男女別のデータとなっており、男性は19万7,000円、女性は23万8,000円となっており、女性の方が高いことが分かります。ただ、正社員と比べると約3~7万円低くなります。
パート・アルバイトでは、11万9,961円となっており、全産業の平均より約1万5,000円高いことが分かりました。これは、管理栄養士・栄養士の業務は専門性が高いこと、また、資格手当などもあるためだと推察されます。
管理栄養士のボーナス
管理栄養士のボーナスは、基本給の1~4ヶ月分が夏冬の2回に分けて支給されることが多いですが、職場によっては6ヶ月分を1回で支給することもあります。仮に、新卒で初任給が17万円の場合は、ボーナスは1回20~30万円、年間では40~50万円支給されることになります。なお、職場の業績、個々人の成績次第で大きく変わることもあります。
また、月給が少なくてもボーナスが多い場合がありますが、月給が高い職場の場合はボーナスが少ないことが多いので、職場選びの際は注意して確認しておきましょう。
管理栄養士の初任給
管理栄養士の初任給は約17万円であることが多く、これはどの職場も同じくらいの金額です。なお、この給料に通勤手当や住宅手当、そして資格手当が加算されます。
中途採用では、その人の能力や前職の経験から給料が決定します。給料は採用が決定してすぐに満額もらえることもありますが、試用期間後に加算されることもあります。
初任給が20万円に届かない場合も、勤続年数が長くなるにつれて給料も少しずつ上がっていくことが多いです。
管理栄養士の給料が高い就職先
以下では、管理栄養士の給料の高い就職先を3つ紹介します。
もちろん、企業によって変動するので断言はできかねますが、民間企業の方が公務員に比べて給料が高いことが多いです。
給食センターは人手不足が深刻化しており、年収600万円を狙える
管理栄養士が高給を狙える職場の1つに給食センターが挙げられます。
給食センターは近年人手不足の職場が多く、その人の能力や地域によっては年収600万円を狙えます。
高い年収を希望される場合、給食センターは選択肢の1つとして考えておきましょう。
食品関係の企業は管理栄養士の能力を活かせる
食品関係の企業は、管理栄養士の能力を発揮しやすい職場であり、年収も高い傾向があります。
食品の栄養管理に加え、これまでの経験をもとに商品企画・開発業務に従事することも可能です。
もし、企画・開発した商品がたくさん売れればボーナスとして支給されることもあるので、高年収を望む方は食品関係の企業も視野に入れておくと良いでしょう。
病院や歯科医院、介護施設も年収が高く設定されていることが多い
病院や歯科医院、また介護施設も管理栄養士の年収が高めに設定されていることが多いです。
なかでも、病院や介護施設は、管理栄養士を職場に在籍させることが義務付けられている職場も多いので、管理栄養士を募集していることがよくあります。
この需要の高さから年収も高額に設定されている傾向があります。
管理栄養士が給料をアップさせるための5つの方法
献立作成や調理など専門性の高い業務を積極的に担当する
管理栄養士が職場で活躍するためには、栄養学や健康分野の知識を深めることはもちろんですが、病院や介護施設の患者・入居者に応じた献立の作成・調理など、現場業務の経験も同様に大切です。
年収をアップさせるには、栄養管理や栄養相談の他、積極的に現場業務に入り、患者・入居者の状態を考慮した献立の作成、調理経験を積んでおくことが重要です。
また、公認スポーツ栄養士など資格取得も給料に反映されやすいので、高年収を狙いたい方は積極的に資格の取得にも取り組みましょう。
実際、専門性の高い業務を担当したり資格を取得したりすると、患者・入居者の生活の質の向上に繋がり、職場で評価されて手当として給料に加算されることも多いです。
管理栄養士以外の専門分野の資格を取得する
管理栄養士が年収をアップさせるには、専門の資格取得も有効です。キャリアアップのためにも、管理栄養士の資格に加え、下記の資格取得も検討してみてください。
特定分野管理栄養士
特定分野管理栄養士 | 特定保健指導、在宅訪問栄養食事指導、静脈経腸栄養管理など、専門性の高い資格です。 |
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認定管理栄養士 | 特定の専門分野での高い技術・知識があることを証明する資格です。 |
公認スポーツ栄養士 | アスリートに対する栄養指導を行えることを証明する資格です。 |
ケアマネージャー | 介護サービス領域のキャリアアップを狙う方におすすめの資格です。 |
栄養教諭 | 学校現場で食育活動を担当できる資格です。 |
上記に示す資格を取得することで、管理栄養士としての幅広い範囲の業務を行え、そして専門性の高い知識を有していることが証明できます。
特に、病院や介護施設、スポーツ関係の職場においては、こうした専門性の高い資格の取得は、給料アップに繋がりやすいです。ご自身のキャリアビジョンに応じて、是非こうした資格の取得も考えてみてください。
前職で栄養指導業務を経験しておく
病院や介護施設で管理栄養士が担う業務の1つに栄養指導業務があります。前職で栄養指導業務を経験しておくことで、採用時に評価されやすく、円滑に転職活動を進むと考えられます。
職場規模が大きくなるほど、栄養指導経験は重要になります。実際、実務経験3年以上を採用基準に設定している病院もあります。
特に、栄養指導が必要な入院病棟などでは、個別栄養指導業務が管理栄養士に求められます。
希望の転職先を応募条件に満たないからとあきらめてしまわないように、転職活動を始めるまでにしっかり経験を積んでおきましょう。
高待遇の職場に転職する
栄養管理士が年収アップを目指す手段の1つとして、高待遇の職場への転職が挙げられます。
管理栄養士の需要が高い病院や介護施設では、採用募集が頻繁に実施されています。特に地方は人手不足が深刻化していることが多いので、給料もその分高くなることがあります。
転職を成功させる鍵となるのは、情報収集と自身に合った職場の見極めです。
ただ、勤務条件や待遇、職場環境など細かく情報を集めるのは、働きながらだと非常に骨が折れる作業です。転職を1人で進めるのが難しい方には、転職エージェントの利用がおすすめです。書類作成や面接対策など、転職全般のサポートを受けられるため、転職をスムーズに進められます。
年収アップには、これまでの経験を活かせる職場を見つけることが重要です。また、特定領域の専門性が求められる職場では、ご自身のスキルに応じた待遇を得られることが期待できます。
フリーランスとして幅広く活躍する
年収アップを目指す手段として、フリーランスの管理栄養士として働くことも選択肢の1つです。
管理栄養士がフリーランスとして活動する場合、以下のような仕事があります。
<生活習慣病の予防・病状管理についての仕事>
- 特定保健指導・病状管理指導・高齢者訪問
- 健康保険組合などからの委託による指導業務(対面もしくはオンライン)
- 飲食店のメニュー開発や自治体の健康促進プログラムのサポート
<その他>
- 食品・飲料製造会社の商品開発のサポート
- 飲食関係の会社のメニュー開発のサポート
- 広告・PR案件
- 各種媒体でのライティング業務・レシピ紹介
- 料理教室の運営
- 勉強会・セミナーでの講演
上記のような仕事がありますが、仕事を獲得するためには勉強し続けることが大切です。
管理栄養士の年収・給料の
よくある質問
管理栄養士が年収1,000万円を稼ぐことはできるのでしょうか?
管理栄養士・栄養士が年収1,000万円を稼ぐのは簡単ではありません。上記に示した平均年収から考えると、基本的な業務をこなすだけでは年収1,000万円に届くことはなかなか難しいかと思います。
しかし、なかには年収1,000万円を稼いでいる管理栄養士・栄養士もいます。
その方法としては、フリーランスとして活躍の場を複数持つことが挙げられます。一例ですが、セミナー・イベント講師として講演料という形で報酬を受ける稼ぎ方が考えられます。また、自身の知識を活かして、広告の撮影協協力、書籍・記事の執筆などを複数やっていけば、年収1,000万円も狙っていけるでしょう。
その他、海外の管理栄養士の資格取得なども考えられます。海外の管理栄養士の資格を取得したら絶対に年収1,000万円を稼げるとは断言できませんが、将来的なキャリアの幅を広げるという意味では非常にメリットのあるものだと思います。
管理栄養士の給料が低い言われる理由はなぜでしょうか?
管理栄養士の給料が低いと言われるのは、複数の理由が考えられます。
以下に主な3つの理由を挙げます。
業務独占資格でなく、誰でも同様の業務を担当できる
1つ目が、管理栄養士の仕事は誰でも対応できるものが多いことが理由として考えられます。管理栄養士の業務は、資格を持っていなかったとしても担当することが可能です。管理栄養士は「名称独占資格」と言って、資格取得者しか名乗ることはできませんが、「業務独占資格」ではないため、業務自体は資格を持っていなくともできます。そのため、献立作成や栄養相談を資格保持者ではない方が担当しても法律に抵触することはなく、他の職種の方でも代替できることから給料が低くなっています。
報酬上限が決まっているため、利益を上げることが難しい
2つ目が、管理栄養士の業務が利益を上げにくい構造になっているからという理由が考えられます。病院や介護施設などでは、管理栄養士が栄養管理・指導に携わることで、診療・介護報酬から売上を立てることができますが、そもそも点数が低いため、管理栄養士の雇用人数が増えるほど利益も上がるということはありません。
例えば、病院では診療報酬として支給される給食費は1食640円と決まっており、食事内容によって金額が変わることはありません。
このように上限が設定されているため、管理栄養士が頑張っても高利益を生み出すことができません。
供給過多になっている
最後が、管理栄養士の数が多いことが理由として考えられます。厚生労働省の発表では、令和2年度の管理栄養士の数は25万人ほどとなっており、年間1万人ほどの方が国家試験を通っています。このように管理栄養士の資格保持者が毎年増えていきますが、就業場所の数が追いついていません。その結果、給料や待遇に不満があり退職者が出たとしても、人員はすぐに用意できてしまうため、雇用者側は待遇改善の意識が弱まってしまいます。このような状況では、労働者側には不利な影響が出ますが、当面は改善される見込みは薄いです。
管理栄養士のやりがいはどんなことがありますか?
管理栄養士のやりがいには、食事の面から健康のサポートができることが挙げられます。栄養士と違い、病気などに苦しむ患者に寄り添った献立を作ることができるため、患者から感謝の言葉を送られることもあり、やりがいを感じられる場面を多いと思います。また、周囲の方々に健康的な食生活を送ってもらえることに達成感を感じることもあります。アスリートの食生活をサポートする仕事の場合、成績が上がることで選手と共に喜びを感じることもできます。このように管理栄養士は非常にやりがいのある仕事です。
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参考記事:2024年|管理栄養士におすすめの転職サイト・エージェントランキング10選!選ぶポイントを徹底解説!の記事はこちら
参考文献
この記事の運営者情報
メディア名 | ミチビーク |
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運営会社 | 株式会社Method innovation |
会社ホームページ | https://www.method-innovation.co.jp/ |
所在地 |
〒550-0013
大阪府大阪市西区新町3丁目6番11号 BADGE長堀BLD. 2階
|
代表取締役 | 清水 太一 |
設立 | 2016年11月1日 |
事業内容 | 集患支援事業 メディア運営事業 広告代理店事業 |
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