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【経歴】
2013年に看護師免許を取得した後、総合病院にて整形外科や眼科などの混合病棟を経験したのちに、眼科に特化した病院の病棟での業務に従事。
その後は、ご自宅や施設で療養される様々な疾患、背景を持つ方々の日常に寄り添ったサポートのため在宅医療の業務に従事。
急性期から在宅療養まで各ステージでの看護知識を生かし、現在は医療専門でホームページ制作を行う株式会社Method innovationでのディレクター業務に従事。
【資格】
看護師
【経歴】
大学卒業後、ウェディングプランナーとして営業職を経験し、24歳からITベンチャー企業の人事部にて採用・教育などの仕事に従事。採用は新卒・中途の営業職から事務職、クリエイティブ職など幅広い職種の母集団形成から面接実施、内定者フォロー、入社手続き等を行い、教育では研修コンテンツ企画、資料作成、講師育成までを実施。人材開発部立ち上げや、社内の人事評価、従業員満足度調査、社員のメンタルケアなども行っていた。それらの経験を経て、さらに専門性を高めるためにキャリアコンサルタントの資格を取得。
現在も今までの経験・知識を活かしつつ、二児の子育てと両立させながら、株式会社Method innovationのグループ会社である株式会社ドクターブリッジにて人事の仕事に従事している。
【資格】
キャリアコンサルタント
アロマテラピー検定1級
プラクティカルフォト検定1級
ファッションビジネス能力検定1級
ファッション販売能力検定1級
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副業が認められる企業が多くなった昨今、看護師業界でも副業について様々な意見が飛び交っています。
医療業界での副業は決して珍しいものではなく、むしろ結びつきの強い業界です。
そして看護師の副業もその中に含まれており、副業の可否は勤務先の就業規則や業務形態によって左右される場合がほとんどです。
副業が認められている勤務先であれば看護師も副業が可能であり、収入の増加やスキルアップを望める大変有効な手段でもあります。
本記事ではそんな看護師の副業の中でもおすすめの副業をご紹介すると共に、副業における注意点やメリット・デメリット、実際の副業の探し方、転職との比較などを解説していきます。
また、看護師の副業についてよくある質問などもまとめておりますので、現在副業をお考えの看護師の方は参考にして頂ければ幸いです。
看護師の副業はOK?
副業がNGのケースを解説
看護師の副業が可能かどうかについて大きく関係するのは、勤務先の施設が公立か民間かという点です。
公立の施設には保健所や国立の病院、都道府県立の病院などがありますが、これらの公立施設では法律によって副業ができない場合が多くなっています。
逆に、民間の病院やクリニックでは特に法律などで副業が禁じられていませんが、勤務先の就業規則によって副業の可否が決められているため、確認が必要です。
公立の病院で公務員の看護師として働いている場合は副業NG
公立の病院には市町村立、都道府県立、国立などがあり、保健所なども公立の施設に含まれます。
これらの公立の施設で勤務する看護師は副業が認められていません。
地方公務員法・国家公務員法と呼ばれる法律が基準となっており、上記の公立施設に勤めていない場合でも、公務員看護師として働いている場合は副業禁止となっています。
近年は公務員の副業解禁によって副業の動きが見られるようになり、その内容はまだまだ限定的ではありますが、今後の法改正で幅広く副業が可能になる余地はある状態です。
ちなみに営利目的ではない一部の副業(株式投資や不用品販売)は既に公務員でも認められています。
以下は上記で触れた副業に関する地方公務員法、国家公務員法の一部抜粋です。
地方公務員法38条
職員は、任命権者の許可を受けなければ、営利を目的とする私企業を営むことを目的とする会社その他の団体の役員その他人事委員会規則(人事委員会を置かない地方公共団体においては、地方公共団体の規則)で定める地位を兼ね、若しくは自ら営利を目的とする私企業を営み、又は報酬を得ていかなる事業若しくは事務にも従事してはならない。
国家公務員法103条
職員は、商業、工業又は金融業その他営利を目的とする私企業(以下営利企業という。)を営むことを目的とする会社その他の団体の役員、顧問若しくは評議員の職を兼ね、又は自ら営利企業を営んではならない。
民間病院でも就業規則で副業NGの場合も
公立病院に勤める看護師が副業禁止である一方で、民間病院に務める看護師は基本的に副業が可能となっています。
ただし、これは就業規則によって副業の可否が決まるものであり、勤務先によっては看護師の副業を禁止としている施設もありますので注意が必要です。
就業規則で副業が禁止されているのにも関わらず、許可なく副業を行っていることがバレてしまうと、規則違反として減給などのペナルティを受ける場合や、最悪の場合懲戒処分ということもあり得ます。
就業規則に副業禁止の表記が無い場合は、基本的に問題はありませんが、後々のトラブルになることを避けるためにも、一度相談や報告はしておく方が良いでしょう。
保健所や訪問看護は副業OK?
保健所
基本的には公立の施設であるため、看護師の副業は禁止されています。
営利目的にあたらないものや、一部規定をクリアしている場合は特例として副業可能なケースもあるため、保健所に確認を行いましょう。
訪問看護
民間の医療施設などであれば、就業規則で禁止されていない限り看護師の副業はOKです。
都道府県立などの公立病院で勤務している場合は副業NGとなります。
前述した保健所と同じく、一部の副業であれば認められる場合もあるため、こちらも勤務先に確認することをおすすめします。
副業禁止の場合は転職を視野に
看護師として働きながら副業をしたいのに、現在の勤務先では禁止されていて副業できない状態の方は、転職を視野に入れることをおすすめします。
転職サイトや転職エージェントを利用することで、副業が認められている職場を見つけることが可能です。
また、現在の職場の環境や待遇などで転職を考えている方にとっても、転職サイト・転職エージェントの利用は有効な手段となっておりますので、是非検討してみてください。
看護師におすすめの副業
(ダブルワーク)10選【短期・単発可】
看護師として働きながら副業を行うのであれば、看護師資格を活かして働くことができる仕事を選ぶことをおすすめしています。
看護師資格が必要とされる副業は、一般的に誰でも働くことができる副業よりも単価が高く設定されている傾向にあるからです。
この見出しでは看護師資格を活かせるおすすめの副業をご紹介していきます。
短期や単発で働ける仕事も多いので、ライフワークバランスを保ちながらの副業が可能です。
病院での夜勤バイト
看護師として働いている勤務先で主に日勤をしている場合は、休日に病院での夜勤バイトがおすすめできます。
夜勤専従看護師の副業は特に単価が高く設定されており、週1回程度働くだけでも10〜15万円程度の収入を月間で稼ぐことが可能です。
主な仕事内容は入院患者の巡回や健康管理、トラブル対応などがあります。
また、急変患者の対応や緊急入院の対応がある急性期病院は、柔軟な対応力が求められる施設であり、夜勤バイトの中でもかなり単価が高く、条件によっては1回の出勤で40,000円程度の報酬を得られるケースもあります。
急性期病院でなくても、日勤のバイトに比べて総じて報酬が高く設定されているため、効率良く稼ぎたい方にはピッタリの副業と言えるでしょう。ただし、夜勤バイトは生活リズムが崩れやすく体調不良を起こしやすいため、体調管理に人一倍気を付けなければなりません。
現在の職場の仕事に悪影響を及ぼさないように、副業のコントロールを意識しましょう。
病院での日勤バイト
病院での日勤バイトは、自分の勤め先の医院とは別の医院で日勤を行います。
基本的に業務の内容は本業とほとんど変わらないため、看護師の副業として比較的始めやすい仕事であると言えるでしょう。
自分が現在本業で配属されている診療科を選べば、より仕事のしやすさは増します。
ただし、病院によって看護業務の決まり事や重視している点は変わってくるため、仕事のやり方についてはしっかりと説明を受けるようにしましょう。また、日勤バイトは安定してシフトに入りやすく報酬も安定している副業ですが、週1~OKで求人を出稿している病院は少ない傾向にあります。
他の副業に比べて求人が見つけにくい副業ですので、病院での日勤バイトを探す際は注意が必要と言えるでしょう。
クリニック
病院よりも小規模な医療施設であるクリニックでのバイトを副業にするのもおすすめです。
クリニックは病床が19床以下、あるいは無床の医療施設のことを指します。
心療内科クリニックや眼科クリニック、小児科クリニックなど、総合病院とは違って特定分野の診療科に特化した施設が多い傾向にあります。そのため、クリニックでのバイトを考える際は、自分の経験やスキルを活かせるように本業と関わりのある分野への応募が良いでしょう。
主な業務としては医師の補助などの全般的な看護業務から、問診や採血、点滴の投与などがあります。
クリニックの求人は日勤が多くなっていますが、中には夜勤の募集をしているケースもあります。
夜勤は日勤よりも給与が高く設定されていることがほとんどですので、自分の本業に支障が出ない範囲で日勤か夜勤かを選択すると良いでしょう。
検診ナース
健診センターと呼ばれる施設でのアルバイトです。
健診センターは主に健康診査を行う機関であり、利用者の健康状態を把握してがんの早期発見や隠れている病気の発見、生活習慣病などを発見することを目的としています。
主な仕事内容は事前の問診、身長体重などの身体測定、聴力と視力の検査、採血、心電図検査、尿検査、胃がん・乳がん・内視鏡検査などの診療補助、バイタルサイン測定、検診結果のデータチェックなどです。
検査項目などは多いものの、どれも一度覚えればルーティン的な作業になるため、看護経験が浅い方やスキルに自信のない方でも安心して働くことができます。
利用者との会話なども少なく、コミュニケーション能力もそれほど必要ではないため、作業的な業務を好む方にピッタリの副業と言えるでしょう。
イベントナース
イベントナースは、スポーツ大会やコンサートなどのイベントが行なわれる際に、会場に設置される救護室で看護業務を行う仕事です。
主な業務は受診の判断や応急処置、必要であれば救急搬送の要請を行うなど、イベント参加者やスタッフへの看護対応になります。
イベントの開催に合わせた副業になるため、単発や短期での働き方になることが多く、日給は一般的な看護師の副業よりも高い傾向です。緊急の対応が無い場合は待機時間となるため、実務にあたっている時間は比較的短くなりやすい特徴があります。
常勤の仕事は基本的に少ないので、月に安定して稼ぎたい方よりも、単発で副業をこなしたい方におすすめの仕事と言えるでしょう。
ツアーナース
企業や学校、旅行会社のイベントツアーなど複数人の団体が参加する課外活動や旅行に付き添う形で、ツアー参加者の怪我の対応や体調管理といった看護業務を行うのがツアーナースです。
イベントナースと似た働き方であり、特定の病院や医療施設に常駐して看護業務を行うのではなく、要請されたそれぞれの場所で業務にあたることになります。
急病患者などの救急対応を任せられることもあるため、一通りの看護スキルと臨機応変な対応スキルが求められる副業です。
ツアーナースは旅行等に付き添うケースが多いため、宿泊を伴うことが多く、一回の案件が数日に渡ることも珍しくありません。
ただし、イベントナースと同じく単発での案件が多いので、単発での仕事を探している方向けの副業と言えるでしょう。
訪問看護
自宅や入所施設などで看護が必要な方の元へ出向き、在宅医療を行うのが訪問看護です。
在宅医療となるため、医師やケアマネジャーなど様々な分野の方と連携を取りながら行う他、看護師としての業務スキルを十分に発揮することができます。
在宅医療は病院などの医療施設とはまた少し異なった知識が必要にはなりますが、概ね看護師として培った経験は、そのまま看護業務に活かすことができるため、訪問看護が初めての方でも比較的安定して仕事が可能です。
時給の相場は地域によって異なりますが、1,300円~2,000円程度とされている他、短時間での勤務も可能であることから、看護師の副業としておすすめできます。
また、在宅医療ならではの柔軟な対応術や個別での看護を経験できるため、看護師スキルの向上も見込める仕事と言えるでしょう。
訪問入浴
訪問入浴看護師と呼ばれるこの仕事は、利用者の自宅へ専用車両に乗って訪問し、持参した浴槽を設置して入浴のサービスを行う副業です。
介護サービスにある「入浴介助」と大きく違う点は、自宅にある入浴施設を使用するか否かになります。
訪問入浴の仕事は主に介護職員2名+准看護師か看護師1名の3名以上のチームであることが義務付けられているのも特徴と言えるでしょう。
訪問入浴看護師の主な仕事は、サービス利用者の健康状態の管理・確認とされており、介護職員の手が足りない場合は浴槽の運搬、設置、入浴介助なども手伝います。
サービス利用者の入浴前と入浴後で健康状態に異常が無いかなどをチェックしつつ、上記のような仕事を手伝うことも多く、体力的な負担が大きいという面もありますので応募の際は注意が必要です。
介護施設
看護師として介護施設で働く形の副業です。
介護施設を利用している方々の医療処置、健康管理などが主な業務となります。
募集は基本的に日勤が多いですが、施設によっては日勤よりも報酬が高く設定されている夜勤での募集をしている場合もあり、本業に支障が無い範囲であれば夜勤での副業を視野に入れるのも良いでしょう。
介護業務は基本的に介護職員が行うため、看護業務に集中できる場合がほとんどですが、人手不足の施設の場合、介護業務の一部を手伝うことが業務内容に含まれているケースもあるため、入職前にしっかりと確認しておくことが重要です。
時給の相場は日勤で1,500~2,000円程度とされており、夜勤の場合はさらに多くなります。
ワクチン接種バイト
インフルエンザや新型コロナウイルスなどの感染症のワクチン接種を行うバイトです。
ワクチン接種者の問診票の確認、ワクチンの充填と分注、ワクチンの接種、ワクチン接種後の接種者の経過観察が主な業務となります。
作業自体はルーティン的であるため、難しい業務はなく、副業としておすすめです。
時給相場も高く設定されている傾向にあり、2,000~3,000円程度の時給を得ることができます。
短期間での募集も多く、単発的に副業で稼ぎたい方にはピッタリの仕事と言えるでしょう。
ただし、ワクチン接種後の急変患者の対応が発生する場合もあるため、一通りの看護スキルは必要です。
救急対応に関する知識は必須であるため、応募の際は注意しましょう。
【リモート・在宅可】
看護師におすすめの副業
(ダブルワーク)3選
看護師の副業の中でも、通勤の手間を無くすのに便利なのがリモートワークや在宅で働ける仕事です。
本業が忙しくて別の施設や企業へ出向いて働くのが難しい場合は、在宅ワーク可能な仕事を選ぶことで、身体的な負担を減らすことが可能です。
また、誰にでも受注が可能な在宅ワークの多くは単価の低い傾向にありますが、看護師資格を活かせるものに関しては単価が高くなる傾向にあります。
この見出しではそんな看護師資格を活かして稼ぐことができる、おすすめの副業をご紹介いたします。
医療系記事の執筆・監修
一般的にライターと呼ばれる仕事であり、在宅ワークとしてメジャーな仕事の1つです。
近年はライター志望の在宅ワーカーが増加したため、報酬が下降気味にありますが、医療系記事のような専門知識を必要とする記事の需要はまだまだ高く、高単価の案件も数多くあります。
看護師資格を活用して執筆できる医療系記事も例外ではなく、高単価の案件を受注すればしっかりと稼ぐことが可能です。
文章力やリサーチ力が必要な仕事であるため、文字を書くのが得意・好きな方、調べ物をするのが得意な方に向いている副業と言えるでしょう。
また、執筆ではなく監修の場合は、別のライターが書いた記事をチェックし、看護師の観点から見て間違っている部分や事実とは異なる部分を指摘・添削する仕事になります。
医療関連のコールセンター
医療機関、製薬会社、医療機器メーカー、保険会社などに設置されていることが多い、医療関連のコールセンターでは、設置施設の利用者からの問い合わせに対応するのが主な業務です。
基本的にはマニュアルに沿った対応を行う他、看護師として培った経験を活かし、病気や健康に関する相談に対して電話対応を行います。
時給相場は1,400~2,000円と比較的高めに設定されており、自宅での勤務も認められている場合が多いです。
ただし、電話での受け答えがメインとなるため、仕事を行う際は静かな環境である必要があります。
ペットやお子さんが自宅にいる場合は、事前に勤務先へ相談する必要があると言えるでしょう。
保健指導
正式には特定保健指導と呼ばれる仕事であり、保健師・正看護師・管理栄養士・医師のいずれかの資格を取得している方だけが実施できる仕事です。
生活習慣病の発症リスクが高いと判断されている方に対して、生活習慣を改善するサポートを行うことが主な業務となります。
基本的には対象者の面談を行い、そこで得られた情報と事前情報をもとに生活習慣を見直すための行動目標や行動計画を作成します。
また、定期的に連絡を取り、実際に行動計画をどの程度まで取り組めているかなどを確認するのも業務の1つです。
直接対象者の方のところへ伺うこともありますが、完全リモートでの仕事も多いため看護師の副業としておすすめの仕事です。
このような特徴の看護師は
副業がおすすめ!
「自分は看護師として働いているけど、副業をしようか迷っている」という人は意外にも多く、この記事をご覧の方の中にも最初の一歩を踏み出すきっかけを探している方がいるのではないでしょうか。
この見出しではそんな方が副業を始めるきっかけとなれるように、副業を始めた方が良い看護師の特徴についてまとめています。
スキルアップを目指したい人
本業の看護師の仕事はもちろん、現在働いている職場では学べない・経験できないことを求めている方、自分自身のスキルアップを目指したいと考えている方は、副業を始めるのがおすすめです。
副業を始めることで自分の興味のある分野の仕事を経験することができるうえに、現在の勤務先で培っている技術や知見を更に深め、より専門性の高い看護師にスキルアップするチャンスがあります。1つの職場で得ることができる経験や知識には限界があるため、自己成長を求めるのであれば、副業で様々な分野の看護業務に就き、経験を積むことが自身の糧になるのは間違いありません。
副業によって視野を広げることで、1つの職場で働いていた頃では気付くことのできなかった考え方や、仕事の見方を身に着けることができるでしょう。
現在の収入に満足していない人
現在の看護師の本業で得られる収入だけでは満足できないという方にも副業はおすすめです。
一般的に1つの施設や企業に入職して自分の満足いく給与まで到達するには、毎年の昇給を待つ必要があり、数年単位の時間が掛かります。
副業を始めると働く時間は増えるものの、その分すぐに働いた分だけの収入を今の収入にプラスすることが可能です。
単価の良い副業を行うことでより効率的に稼ぐことができるようになり、自由な時間と自由に使えるお金が増えるため、収入面で副業を始める場合は、しっかりと単価の良い仕事を選ぶことが大切と言えるでしょう。
現在の職場・業務内容に不満がある人
看護師として現在働いている主な勤務先の環境、あるいは業務内容に不満がある場合も副業がおすすめです。
「看護師としての業務に時間を割きたいのに雑務ばかり」「身体的・精神的に辛い環境で仕事が憂鬱」などの悩みを抱えている看護師は少なくありません。
休日は休むことも大切ですが、別の環境で仕事を行うことでリフレッシュになることもあります。
また、様々な副業をしていく中で「この仕事が楽しい」「やりがいを感じられる」という仕事に出会えることがあるかもしれません。
副業はスキルアップや収入面だけでなく、新しい自分の選択肢を広げる活動でもあります。
自分の本業以外の仕事に関わることで、同じ看護師として新たに活躍できる場を発掘するチャンスを掴める可能性が高くなるのです。
現在の職場や業務内容に不満がある場合は、一度副業を始めてみると良いでしょう。
看護師が副業する3つのメリット
副業を始めたいと考える理由は人それぞれですが、副業を始めることで共通して得られるメリットがあります。
この見出しでは、看護師が副業を行うことで得られるメリットについてご紹介していきます。
スキルアップが期待できる
看護師資格が必要な副業では、その職種によって必要な知識やスキルが違ってきます。
その身に着けたスキル・経験は自分自身の糧となり、スキルアップに繋がるのが大きなメリットの1つと言えるでしょう。
例えば看護師資格を活かしたWEBライティングの副業を行う場合、リサーチ力や文章力が求められます。
仕事をこなすうちに自分の知らなかった症例についての医療知識や、そうした症例をまとめる力が身に付き、本業の看護業務に活かせる可能性が高まる他、看護師としての専門性が高まることで、貴重な人材として扱われることがあるかもしれません。
また、看護師資格を活かすことが難しい副業であっても、新しい分野の知識を取り入れることで様々な視点から物事を見ることができる力が身に付きます。
副業で培った経験や知識を本業で活かすことができれば、現在の勤務先での評価を上げることも可能と言えるでしょう。
収入が増える
看護師が副業を始めることで自ずと収入が増えますが、軌道に乗ることで本業を凌ぐ収入を得ることも可能です。
短期間で収入を増やしたい場合はアルバイト勤務で副業を行うのも良いですし、長期的に稼ぎたい場合は、自身で医療系のサイトを立ち上げるなど、独立する形で副業を行うのも良いでしょう。
副業を始めると様々な知識を得ることができ、その中で「より効率良くしっかり稼げる方法」を学ぶ場面も多くなります。
しっかりとした知識や技術を身に着けるために努力が必要ではありますが、独立できるレベルにまで副業を極めることができれば、本業よりも多くの収入を得ることは不可能ではありません。
どのような働き方で収入を増やすかは、本人の意思で決めることができるのも副業のメリットの1つと言えるでしょう。
看護師が副業する3つのデメリット
看護師が副業することで得られるメリットはいくつかありますが、その分デメリットもあることを忘れてはいけません。
この見出しでは副業を行うことで発生しうるデメリットについて代表的なものを3つご紹介したいと思います。
身体的に負担がかかる
看護師が副業を行うということは、本業に加えて別の仕事を増やすということに他なりません。
本来休みの日にも仕事を入れて働くため、身体的に負担が掛かってしまうのは避けられず、疲れを溜め込んでしまう恐れがあります。
特に副業の中でも単価が高い夜勤バイトに関しては、本業で日勤の仕事をしている場合、生活リズムを大きく狂わせてしまう可能性が高いです。
副業で稼ぎたいという気持ちが先行しすぎて、体調を崩してしまっては元も子もありません。
看護師が副業を行う際は、自分の体力や体調をしっかり管理しながら、無理のない範囲で働くことが大切です。
副業を始める前にしっかりとスケジュールを組み、余裕を持って働ける状態にしておきましょう。
プライベートの時間が削られる
看護師の副業は基本的に本業が休みの日に行うのが一般的です。
そのため、副業を始めることでプライベートの時間が削られてしまうのは1つのデメリットと言えるでしょう。
明確に「〇〇までに〇〇円必要」というような目標がある場合は、ある程度計画性を持って働くことができますが、特に明確な目標が無い場合、副業を続ければ続けるほどプライベートの時間は減っていきます。
自分の時間を減らし過ぎると肉体的にも精神的にも疲れが溜まってしまい、お金に余裕ができたとしても生活が充実するとは言えません。
ワークライフバランスを大切にしたい方は、副業のペース配分を考えた働き方を計画する必要があると言えるでしょう。
本業に支障が出ることもある
看護師が副業する際に気を付けなければいけないのが本業への影響です。
副業は前述した通り休みの日を利用して行うものであるため、実質的に働く時間増加し、体力も精神力も使うのは間違いありません。
その影響から休日に疲れが取れず、本業に支障をきたしてしまうことがあるのもデメリットの1つと言えるでしょう。
副業で疲弊してしまうと本業に必要な勉強の時間が取れなくなったり、本業そのものに身が入らなかったりするなど、様々なリスクが考えられます。
副業ばかりに集中してしまい、本業が疎かになってしまうと、勤務先からの評価も上がりにくくなってしまうため注意が必要です。
本業と副業のバランスを考え、本業に支障をきたさないように上手く仕事量をコントロールすることを心がけましょう。
看護師が副業を探す5つの方法
看護師資格を活かした副業を行うと決めたら、まずは働きたい仕事を探す必要があります。
この見出しでは看護師が副業を探す際に使える方法を大きく5つに分けてご紹介いたします。
看護専門の求人サイトやエージェントに登録
看護師の資格を活かせる副業を探すのであれば、看護師専門の求人サイトや転職エージェントに登録するのが一番の近道です。
看護師専門の求人サイトや転職エージェントでは、看護師に特化した求人を取り揃えているだけでなく、様々な手厚い支援サービスを受けられます。
特に転職エージェントでは模擬面接や履歴書作成のサポートに対応してくれたり、給与交渉等を行なってくれる企業もあるため非常に便利です。また、サイトによって取り扱う求人数や種類に違いがあるため、副業を探す際は一つのサイトだけでなく様々なサイトを登録することをおすすめします。
豊富な求人の中から自分に合った仕事を選ぶことで、収入の増加やスキルアップに繋がる理想的な副業を見つけられる可能性が上がります。
一般的な求人サイトに登録
看護師に特化した仕事にこだわりがなければ、一般的な求人サイトに登録するのも1つの方法です。
一般的な求人サイトでは看護師資格を活かせる仕事を見つけるのに少し手間が掛かったり、求人自体が掲載されていない場合もありますが、募集が出されている時期もあるためチェックしてみると良いでしょう。
看護師に関する仕事でなくても良い場合は、普通にアルバイトを探す感覚で副業を探すのも良いかもしれません。
ただし、看護師資格を必要とする副業とそうでない一般的な副業の場合、一般的な仕事の方が単価の低い傾向にあるため、給与面を重視するのであれば看護師資格が必要な仕事を探す方が効率的と言えます。
逆に看護の仕事から少し離れた副業がしたいという場合は、一般のアルバイトがおすすめです。
友人や知人から紹介してもらう
他の病院や医療施設で働く友人、知人から「自分のところで非常勤のバイトを募集している」などの紹介を受けて働くことも、副業の探し方の1つです。
学生時代の友人や勉強会・セミナーなどで出会った方から仕事の紹介を受けて、副業を始める看護師も珍しくありません。
知り合いが働いている施設であれば、仕事の内容や職場の雰囲気なども聞きやすく、入職前にしっかりリサーチできるのもメリットです。
他の副業であってももちろんそうですが、紹介から副業を始める場合は紹介してくれた方の面子を汚さないためにも、しっかりと責任感を持って仕事に取り組みましょう。
直接医療機関に問い合わせる
副業として働きたい医療施設におおよその目星が付いている場合は、直接その医療機関に問い合わせるという方法も有効な手段です。
医療施設の中にはアルバイトを募集しているものの、外部の求人サイトには掲載をしていないケースも多々あります。
大抵の場合は医療施設の公式ホームページなどに募集概要などが記載されていますが、もし求人募集の記載がなくても、まずは問い合わせてみると良いでしょう。
また、自分で問い合わせる場合は働く条件の交渉なども自身で行う必要があります。
ハードルが高く感じるかもしれませんが、逆に言えば納得のいく条件と相手側の条件のすり合わせを直に行なえるため、理想的な条件で働くことができる可能性が高くなると言えるでしょう。
クラウドソーシングサイトに登録する
クラウドソーシングサイトとは仕事の依頼主と仕事を受注したいフリーランスをマッチングさせるサイトで、審査等がないためどんな方でも利用することが可能なサイトです。
看護師のフリーランスとして業務委託の副業を探すのであれば、クラウドソーシングサイト程適したサービスはありません。
サイトに登録すると様々な案件が募集されているので、気になるものや自分の強みを活かせる仕事を受注するのが良いでしょう。
副業でもメジャーなWEBライターなどの仕事もクラウドソーシングサイトでは多く募集されています。
未経験の仕事の場合はどれも単価が低くなりやすい傾向にありますが、看護師資格を活用して行う仕事は比較的報酬が高めに設定されている傾向にあるため、未経験の仕事であっても思い切って挑戦してみましょう。
副業を選ぶ際にチェックすべき
3つのポイント
看護師の仕事をしながら副業をする場合、どのような副業を選ぶかは非常に重要です。
しっかりと自分に合った副業を選ぶことで安定して副業を続けることができる他、本業に支障をきたすようなことも無くなります。
この見出しでは副業を選ぶ際にチェックしておくべきポイントを3つご紹介します。
専門知識を活かせるか
副業でまだ何をするか、何がしたいかなどが具体的に決まっていない場合は看護師としての専門知識を活かせる仕事を基準に選ぶと良いでしょう。
元々本業で培った知識や経験を活かせる副業を選ぶことで、その仕事で必要な勉強の時間を大幅に短縮することが可能です。
全く経験の無い副業を選んでしまうと、その業界や仕事について勉強する時間が必要となり、効率良く収入を上げることができません。また、専門知識を活かせる仕事の場合、元々ある知見を更に深堀して専門性をより深めることに繋がります。
効率良く稼ぎ、スキルアップにも繋がる働き方を目指すのであれば、看護師としての専門知識を活かせる副業を選ぶようにしましょう。
目的に合っているか
自分にとって副業する目的が何なのかをしっかり確立してから副業選びを始めることで、ミスマッチを防ぐことができます。
例えばとにかく収入を増やしたいと考えているのであれば、ある程度の疲労は覚悟の上で、夜勤バイトなどの高時給・高単価の副業を選んだり、スキマ時間だけ働きたいのであれば単発・短期の副業を選ぶようにしましょう。
看護師資格が活かせる副業は多々ありますが、その仕事内容自体は多種多様です。
自分が優先したい事項は何なのかをしっかり把握しておくことで、ミスマッチが減り、安定して副業を続けることができます。
副業を継続するにはどれだけ自分の生活に合ったものを選べるかが重要なポイントになりますので、念頭に置いておきましょう。
現在の職場と並行して無理なく働けるか
副業を行うにあたり、現在の職場と並行して無理なく働ける環境であるかどうかをチェックしておくことは非常に重要です。
本業との両立が難しいような働き方をしてしまうと、遅かれ早かれ体に悪影響を及ぼしたり、本業に支障をきたしてしまいます。
例えば本業が週に5日フルタイムで入っているのに、休日も全て副業をフルタイムでシフトを入れるというような働き方は、心身が休まるタイミングが無く、いずれ続けるのが難しくなる可能性が高いです。
副業をフルタイムで入れるなら週1にする、週2以上入れるなら短時間勤務にしておくなど、本業と並行しても無理がたたらない程度に抑えることが大切になります。
副業を選ぶ際はこうした働き方の部分についても、しっかりと確認しておくようにしましょう。
看護師が副業する際に
注意すべきこと
看護師として働きながら副業するのであれば、税金面や社会保険など注意しておくべき内容がいくつかあります。
この見出しでは副業をすると決めた際に注意すべき内容について大きく4つに分けてご紹介いたします。
就業規則に違反していないか
国立や都道府県立の医療施設などは法律によって副業が原則禁止とされていますが、民間の医療施設であっても就業規則で副業が禁止されている場合があるため注意が必要です。
職場のルールとして副業を禁じられていることを知りながら、勤務先に黙って別の仕事をしていることが判明すれば、解雇などの重いペナルティを課される可能性があります。また、解雇まで至らなくても、減給処分などの重い罰則を受けてしまうことがあるため、就業規則はしっかりと確認するようにしましょう。
就業規則に副業禁止の記載が無い場合でも、副業を行う場合はまず勤務先の上司に一度相談するのが確実です。
何かトラブルがあった際に「知らなかった」では済まされない問題なので、必ず確認は怠らないようにしましょう。
確定申告が必要になることがある
副業の年間の所得が20万円を超える場合は、確定申告が必要になります。
ポイントとなるのは「副業の年間の収入」ではなく「副業の年間の所得」であることです。
計算の期間は1月~12月で、その間の副業で得た所得額が20万円未満なら確定申告の必要はありません。
「所得」とは「収入」から「経費」を引いた額のことを言います。
副業における経費とは副業で必要になった備品の購入額や交通費などが含まれます。
この所得額が20万円を超えているのにも関わらず、確定申告を行なっていない場合は、税務署から勧告があり、重加算税を課される可能性があるため注意が必要です。
また、本業の所得以上に住民税が掛かるため、本業の勤務先にも副業が気付かれる可能性が高くなります。
社会保険への加入が必要になることがある
副業を行う際に、業務委託ではなくアルバイトなどの雇用契約で働く場合は、その副業の勤務先でも社会保険への加入が必要になる場合があります。
社会保険の加入が義務付けられる条件は以下の通りです。
- 現在学生ではないこと
- 2ヶ月を超える雇用の見込みがあるもの
- 月額賃金が8万円を超えるもの
- 週の所定労働時間が20時間を超えるもの
上記の要件全てに当てはまる場合は社会保険の加入が義務付けられており、給与から厚生年金と健康保険が天引きされます。
ワクチン接種やイベントナースのような単発の仕事の場合や、WEBライターの様な業務委託の仕事の場合は当てはまりませんが、非常勤などの仕事の場合は当てはまる可能性が高くなるため注意が必要です。
扶養から外れることがある
妻や夫の社会保険の被扶養者である方は、副業を始めることで扶養から外れてしまうことがある点にも注意が必要です。
具体的には本業と副業で得られる収入の合計が年間で130万円以上となる場合が被扶養者から外れる要件となります。
下記は全国保険協会と日本年金機構のHPに記載されている、被扶養者の脱退となる内容について一部を抜粋したものです。
- 第3号被保険者の資格を喪失
企業で働いている場合は第2号保険者として厚生年金への加入となる。
社会保険の加入条件を満たさない場合は第1号被保険者として国民年金に加入する。
- 被扶養者として加入している健康保険を脱退
企業で働いている場合は勤務先の社会保険に加入となる。
社会保険加入の条件を満たしていない場合は国民健康保険に加入となる。
収入の額によっては扶養から外れて働くよりも、扶養内で働いていた時の方が収入を得られる場合があります。
扶養内で働いている看護師の方は、実際に扶養から外れることでどの程度の収入になるのかをしっかりと把握しておく必要があると言えるでしょう。
看護師の副業が
バレない4つの方法
副業がOKの職場であっても、看護師として働いている勤務先には副業をしていることを知られたくないという方も珍しくありません。
この見出しでは副業していることを知られたくない方の参考になる、副業していることがバレない方法について4つご紹介いたします。
住民税の納付方法を普通徴収にする
勤務先に副業をしていることがバレてしまう大きな理由の一つは、収入が増えることによって増加する住民税額です。
医療施設はもちろん、一般企業では従業員の住民税額を把握しており、給与がほとんど同じはずの他の従業員と比べて一人だけ住民税が高いことで、「副業で収入を得ている」とバレてしまいます。
これを防ぐためには副業で得た収入の確定申告を行う際に、住民税の納付方法を特別徴収ではなく、自分で納付する普通徴収にする必要があります。
住民税を普通徴収にすることで、副業で得た収入の住民税は自分で納付する形になるため、勤務先に住民税額から副業がバレることがなくなるのです。
ただし、一部の自治体では普通徴収ができない場合もあるため、事前に確認しておくようにしましょう。
副業していることを職場で言わない
本業が休みの時に副業しているということを、職場では口外しないことが大切です。
同僚や上司に副業していることを話してしまうと、周りに一気に広がってしまうリスクがあります。
信頼している同僚や上司には話したくなる内容だと思いますが、副業していることを勤務先に知られたくないのであれば、勤務先に関わる人間には話さないのが一番です。
副業を行うにあたって確認が必要な場合など、副業のことを伝えるのは必要最低限の人数に絞るようにすることで、情報が漏洩してしまう危険性を下げることができます。
副業より転職の方がおすすめの
看護師の特徴
副業は本業と並行して行うものですが、看護師の環境や考え方によっては、副業を行うよりも転職を考えた方が良いケースも多々あります。
この見出しでは、副業よりも転職の方がおすすめできる看護師の特徴についてご紹介いたします。
税金の処理が面倒な人
副業を行う場合、ここまで何度か説明してきたように、所得が年間で20万円を超える年は確定申告を行う必要があります。
確定申告は以下のような流れになっています。
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- 確定申告の記入に必要な領収書や給与明細書、源泉徴収票などを準備する
- 確定申告に必要な申告書等を税務署のHPからDL、あるいは連絡して取り寄せる
- 帳簿、売上台帳などを確認し確定申告書を作成する
- 提出書類等を確認し漏れが無いかを確認する
- 所轄の税務署に期限までに直接提出に出向く、あるいはe-taxで書類を提出
- 納税を行う、あるいは還付を受ける
確定申告は慣れている方でも手間がかかる作業であり、初めて確定申告を自分で行う人にとってはかなり面倒に感じてしまう作業です。
こうした税金関連の処理が面倒だと感じる方は、副業の収入を年間で20万円未満に抑えるか、転職による本業の収入アップを目指した方が効率的と言えるでしょう。
仕事をかけもつのが身体的・精神的にきつい人
本業がかなり忙しく、これ以上の仕事を掛け持ちで行うのが身体的・精神的にきつい方は副業よりも転職の方がおすすめです。
副業を考えるということは収入面や仕事環境などで満足できない部分があるからだと思いますが、その状況で副業をするのがきつい環境というのは決して良い状態であるとは言えません。
副業によって生活を変えるのが難しい状況である場合には、無理をして副業を探すのではなく、本業の仕事を転職して根本的に状況を解決する方が今後の人生においても有意義です。
現状で仕事を掛け持つことが難しいのであれば、副業ではなく転職をおすすめいたします。
本職の給料が低い人
看護師として働きながら副業して収入を増やしたいと考えている方は「本業の給与が低い」と感じている人が多い傾向にあります。
副業によって仕事量を増やして収入を上げることは体力的にも負担が掛かる行動ですが、転職によって給与を上げること自体は、想像しているよりもハードルが高いものではありません。
現在の本業とほとんど仕事内容が変わらない状態で、より待遇の良い転職先を見つけることができれば、給与を底上げして生活にゆとりを持たせることができます。
副業でワークライフバランスを崩してしまう前に、本業の給料が低いと感じている人は、一度転職を視野に入れてみるのも有効な手段と言えるでしょう。
長期的な収入アップを目指したい人
副業による収入は一時的なものである場合が多く、体力も時間も削られる収入アップの手段です。
副業自体の単価アップには多くの努力が必要となり、また努力をしても単価が上がる保証は基本的にありません。
長期的な収入アップを目指したいのであれば、現在の職場よりも条件の良い職場へ転職して、年収を上げる努力を行う方が効率的と言えるでしょう。
本業の年収が上がれば副業する時間をそのままプライベートの時間として使えるのはもちろん、安定してこれから先も働き続けることができます。
短期的にお金を稼ぐ必要があるのであれば副業はぴったりの方法ですが、長期的に安定して給料をアップさせたいのであれば転職を考えるのがおすすめです。
看護師の副業に関する
よくある質問
この見出しでは看護師の副業に関するよくある質問をまとめています。
副業を考えている多くの方が疑問に思うところの回答を記載しておりますので、副業を行う際の参考にしてください。
年末調整で副業していることがバレる可能性はありますか?
副業の年間所得額が20万円を超えている場合は確定申告が必要になる他、住民税が上がっていることで年末調整時に副業がバレる可能性は高くなります。
副業で得た所得に対する税金を普通徴収にすることで、勤務先にバレないようにすることは可能ですが、アルバイトなどの給与所得による収入は普通徴収が認められない場合もあるため注意が必要です。
特別徴収(給料からの天引き)で副業の税金を徴収する場合は、勤務先の給料だけでは考えられない住民税となってしまうため、副業がバレる仕組みになっています。
後々のトラブルを避けるのであれば、副業していることは勤務先に伝えて置く方が良いでしょう。
副業の収入が現金手渡しならバレない?
基本的に振り込みであっても、現金手渡しであっても、給与所得の場合は前述した住民税の増加によって勤務先に副業がバレる可能性が高いです。
WEBライターなどの業務委託の仕事である場合は、自身で納税を行なえば勤務先にバレる可能性は少なくなります。
重要なのは振込か手渡しかではなく、副業先の雇用形態となります。
現金手渡しならバレないという勘違いをしている方も多いため、注意が必要です。
看護関連の日払いのバイトはありますか?
看護関連の仕事にも日払いのバイトは多く存在しており、主に短期・単発の仕事は全額日払いの仕事が多くなっています。
求人の内容によっては一部日払い対応可能な場合もありますので、気になる求人を見つけたら日払いが可能かどうかを確認してみると良いでしょう。
副業が禁止されている病院はどこですか?
副業が禁止されている病院は、主に公立病院や一部の民間病院に多く見られます。公務員扱いの病院では、法律で副業が厳格に制限されているため、公立病院の看護師などは基本的に副業ができません。また、病院独自の規則で副業を禁止している民間病院もあります。副業が可能かどうかは病院の規則や契約内容によるため、就職や転職時に確認することが大切です。
副業する看護師で確定申告が不要なケースは?
看護師が副業で確定申告が不要なケースは、年間の副業収入が20万円以下の場合です。これは、給与所得者が副業などの雑所得を得た際の税務基準で、20万円以下であれば申告が免除されます。ただし、20万円を超える場合や本業と副業の両方が給与所得になる場合は、確定申告が必要となるので、収入の状況を確認し、必要に応じて申告手続きを行いましょう。
まとめ
今回は看護師の副業について、おすすめの副業や副業におけるメリット・デメリット、注意点、副業の探し方、転職との比較などについて解説させて頂きました。
本記事を参考にして頂ければ、自分に合った副業を選び、目的に合った働き方ができるかと思います。
また、副業よりも転職の方がおすすめできる人の特徴などについても解説させて頂きましたので、看護師として転職をお考えの方の参考にもなったかと思います。
本記事の内容を読み込んで頂き、これからの看護師としての働き方を考える糧にして頂ければ幸いです。
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