救急救命士の年収はいくら?給料は安い?給与アップの
3つの方法を徹底解説!

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救急救命士の年収はいくら?給料は安い?給与アップの3つの方法を徹底解説!

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救急救命士の平均年収はどれくらい?
給料は安い?高い?

救急救命士の平均年収は?給料は安い?救急救命士の多くは、日本全国の自治体の消防署に勤務しており、平均給与は消防士と同様に設定されています。そのため、総務省の「令和3年4月1日地方公務員給与実態調査結果」によると、平均月収は約34万円、平均年収は約635万円です。
これは、国税庁の「令和2年分 民間給与実態統計調査」における、日本人の平均年収約433万円よりも高い水準です。
ただし、消防署員は地方公務員なので、給料や待遇は各自治体により異なることには注意が必要です。

救急救命士の初任給

救急救命士の初任給東京消防庁に勤務した場合の初任給(2021年)は約25万3000円です。
ここで、東京消防庁に勤務した場合とお伝えしたのは、地方公務員の給与は自治体によって異なるため、実際の収入には地域差があるためです。
また、大卒は高卒よりも初任給が高く、昇給もしやすいとされています。

昇給はある?救命救急士の
ボーナスについて

昇給はある?救命救急士のボーナスについて救急救命士の場合、給与と同様、昇給やボーナスも地方自治体によって異なります。
多くの場合、昇給は毎年1回、ボーナスは年2回の支給です。
年齢に応じて昇給することが多いため、総務省の「令和3年4月1日地方公務員給与実態調査結果」によると、20代の月収は約22〜30万円、30代で約30〜40万円、40代で約40〜50万円と年齢を重ねるにつれて、月収も高くなります。
これはボーナスも同様で、20代で約100〜130万円、30代で約130〜170万円、40代で約175〜200万円と増加していきます。
また、ボーナスの額は、階級や勤続年数によっても異なります。

大卒の方が年収は高い?

救急救命士になるためには、専門学校や大学の養成課程を卒業し、国家試験に合格しなければなりません。
どちらの学歴でも仕事内容に違いはありませんが、一般的には大卒のほうが初任給の金額が高く、昇給のスピードも速いと言われています。
ただし、専門学校を卒業している場合は大卒よりも早くから現場に出られるため、生涯年収はほとんど変わらないでしょう。
また、専門学校や大学の養成課程を卒業する以外にも、高校卒業後にすぐに消防官となり、働きながら資格取得を目指すこともできます。
その場合、救急隊員としての実務経験を5年以上(または2000時間)積み、救急救命士の養成校で半年以上の研修を受講する必要があります。
ただし、この方法は資格取得までに時間がかかることや勤務と並行して試験対策をする必要があるため厳しい道のりです。

給料の各種手当も充実

給料の各種手当も充実以下のような手当があります。

  • 出動手当
  • 時間外手当
  • 夜間勤務手当
  • 特殊勤務手当
  • 勤勉手当
  • 期末手当(ボーナス)
  • 災害時派遣手当

支給の基準や金額は自治体によって異なりますが、全て合わせると月に約10万円程度になります。
以下に記載している金額は「東京消防庁職員の特殊勤務手当に関する条例施行規則」を参照しています。

出動手当

救急業務のために出動した際に支給される手当です。
1回の出動ごとに支払われます。
金額は、救急出動1回につき520円(1時間未満)で、1時間以上の場合は、一時間につき380円が加算されます。

時間外手当

正規の勤務時間外に働く場合に支給される手当です。
仮眠時間中の出動や休日の消防イベントへの出勤時などに発生します。

夜間勤務手当

夜勤があると支給され、22時〜5時の深夜帯勤務に対する深夜割増手当などもあります。
24時間勤務の場合、1勤務につき490円です。

特殊勤務手当

火災現場や高所での救助活動、遺体搬送など危険な仕事や精神的負担の大きい仕事に対して支給されます。

救命救急士が給与をアップする
3つの方法

救命救急士が給与をアップする3つの方法救急救命士として高年収を目指すための方法は以下の通りです。

昇級を目指す

地方公務員は勤続年数に応じて階級が上がり、給与も上がります。つまり、勤続年数が長ければ長いほど昇級が確実で、年収も増えます。
公務員は不祥事による処分がなければ減給の心配もなく、終身雇用が一般的であるため、時間はかかりますが確実に高年収を目指せます。
公務員の給与は「級」と「号給」によって決定します。「級」は職務の階級を示し、「号給」は経験年数などを反映します。
昇任試験に合格すると「級」が上がり、「級」が上がるよりも給与は大幅に増加します。ただし、自治体によって「級」の数が異なるため、昇進による給与アップを目指す際には注意が必要です。例えば、東京消防庁には消防士から消防総監まで10の階級がありますが、沖縄では8つしかありません。そのため、給料アップを目指す場合は、階級の数に注目することが重要です。

もう一つの方法は、定年まで勤務することです。消防士として定年まで勤務すると、多額の退職金を受け取れます。
消防士として働くなら、退職金も視野に入れて考えると良いでしょう。

手当をもらう

救急救命士は危険と隣り合わせの仕事なため、多くの特殊な手当があります。
勤務先の自治体によりますが、以下のような手当があります。

  • 出動手当
  • 時間外手当
  • 夜間勤務手当
  • 勤勉手当
  • 期末手当(ボーナス)
  • 災害時派遣手当
    など

住宅手当はありませんが、自治体によっては寮などの住宅があるため、比較的安い家賃で住むことができます。

消防本部が大きい自治体に勤務する

大きな消防本部がある自治体に勤務すれば、高年収を目指せる可能性が高くなります。
消防署に勤務する地方公務員のため、俸給表は各自治体で定められており、消防本部が大きいということは、すなわち自治体そのものが大きく、給与も高くなる可能性があります。

例えば、東京消防庁の場合、出動手当が1回700円、時給換算で900円/1時間とされています。ただし、1日に複数の出動がある場合、上限額は5500円です。
また、手当を多く受け取るために、出勤件数が多い地域に勤めることで、給与をアップすることもできます。ただし、出勤手当は各自治体によって上限が定められているため、注意が必要です。また、出勤件数が多すぎると、心身ともに疲労が蓄積するため、バランスを考えることも大事になってきます。
ここで、2020年における東京消防庁と鹿児島市消防局の出動件数と出動手当を比較してみます。

救急出動件数 救急救命士の人数
東京消防庁 720,965件 1991人
鹿児島市
消防局
29,103件 66人

上記の出動件数を救急救命士の人数で割ると、東京は1人当たり362件、鹿児島は1人当たり440件、出動していることになります。
これにより、鹿児島の救急救命士の方が1人当たりの出動件数は多いことがわかります。
そして、1回当たりの出動手当の金額は東京都が700円、鹿児島市が400円です。
つまり、鹿児島市消防局に勤務する救急救命士の年間の手当が約176,000円なのに対し、東京消防庁に勤務する救急救命士は年間で約253,400円を手当として受け取ることになります。
結論として、鹿児島市よりも東京消防庁に勤務する方が多くの手当を受け取ることができるため、給与をアップさせるという目的だけであれば、東京消防庁に勤務する方がよいと言えます。

救急救命士の年収・給料について
よくある質問

救急救命士は年収1,000万円を稼げる?

年収1,000万円を稼ぐには月給約83万円が必要です。しかし、厚生労働省のデータによると、月給83万円以上を稼いでいる救急救命士は0%です。
つまり、救急救命士で年収1,000万円を稼ぐのは、非常に困難であり、多くの場合、年収700〜800万円であれば目指せるとされています。
ただし、キャリアアップをして、高い役職に就くことで年収1,000万円を達成することが可能です。

救急救命士ではどのように“肩書き”が上がっていくの?

救急救命士は資格の一種であり、消防機関の救急救命士は消防官です。
消防官には階級があり、例えば東京消防庁では10の階級があります。
例えば、消防士よりも階級が3つ上の「消防司令補」になると、現場で「小隊長」や「中隊長」を務めることが可能になります。
ただし、階級は消防本部で定員が定められています。つまり、空きが少ないと昇級も難しくなる可能性があります。

救急救命士に向いている人はどんな人ですか?

救急救命士は心身ともにハードな職業ではありますが、給料が特別高いわけではありません。
つまり、人の役に立ちたいという強い気持ちと、24時間勤務に対応できる体力と精神力が求められる職業と言えるでしょう。

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